1: ななしさん@発達中 2025/12/14(日) 20:52:36.19 BE:422186189-PLT(12015)ID:jhyBJEdM0 手足が震え、足が出にくい…増えるパーキンソン病、治療法の進歩で支障のない暮らしも高齢化に伴ってパーキンソン病の患者が増えている。パーキンソン病になると、動作が緩慢になったり、手足が震えたりといった運動症状のほか、鬱、睡眠障害といった精神症状が現れ、以前は寝たきりになるなど毎日の生活に大きな支障をもたらした。現在は治療法の進歩で支障なく暮らすこともできるようになったが、そのためには早期発見や早い段階からの治療、リハビリテーションが重要だ。■50歳以上の発症が多いパーキンソン病は脳の中の神経伝達物質であるドーパミンを作る細胞(ドーパミン神経細胞)が減少し、脳からの情報が全身の筋肉に伝わりにくくなるために起きる指定難病。ドーパミンの減少は、ドーパミン神経細胞の中に異常にタンパク質が蓄積することで起こると考えられている。このタンパク質は加齢とともにたまるようになり、発症する年齢はおおむね50歳以上。日本のパーキンソン病の患者は1000人に1~2人くらいだが、65歳以上になると100人に1人と、高齢になるにつれて発症率は高くなる。厚生労働省の調査によると、平成23年に約14万1000人だった総患者数は令和5年には約25万人になっている。パーキンソン病の代表的な症状は、手足の動きが遅くなったり、小さくなったりする「動作緩慢」、手足が震える「振戦」、筋肉が硬くなる「筋固縮」。鬱や睡眠障害といった精神症状、便秘や頻尿、多汗といった自律神経症状もみられる。命を落とす直接的な原因にはならないが、放置すれば寝たきりになるなど生活に大きな支障が出る。…