1 名前:ばーど ★:2025/12/12(金) 07:58:35.75 ID:msxGJpPr.net 「来年には人工知能(AI)需要拡大で『コリアプレミアム』がさらに強まると予想する。ドルの価値は次第に下落すると予想されるが、韓国の輸出に否定的な影響を及ぼすとはみない」。 JPモルガンのジョーダン・スチュワート専務は11日、ソウルでハンファ資産運用とJPモルガンが開催した経済見通しセミナーで、2026年の市場見通しについてこのように話した。彼は「韓国は短期的観点で成長の可能性がとても大きい。優先的に企業ガバナンス改善など証券市場活性化プログラムを期待できる」と付け加えた。 スチュワート専務は「サムスン電子やSKハイニックスなどはメモリー半導体供給が需要に追いついていない。AIトレンドを活用するのにとても有利な位置にある」と診断した。続けて「韓国の半導体は生産能力拡大に向けより多くの投資が起きなければならない状況だが、海外投資家はこれを『絶好の機会』と感じている。ドルでウォンを買い韓国の産業に投資することになれば韓国市場が長期的にさらに強くなれる」と強調した。 彼は来年の世界経済に対し「米国はトランプ政権の財政拡大と企業のAI投資拡大に力づけられ堅調な成長を見せると予想される。ただ成長速度は今年より鈍化するだろう」と予想した。続けて「欧州は財政支出を通じた経済成長効果が現れており、中国もやはり構造的な厳しさにもかかわらず良好な市場の流れを見せている。こうした傾向が来年も拡大すれば米国以外の経済圏でも強力な経済的成果を上げられるだろう」と付け加えた。 こうした判断からJPモルガンは来年の資産ポートフォリオでも株式の割合を高め、多様な地域の相対価値を比較して投資範囲を広げる予定だ。スチュワート専務は「米国企業のファンダメンタルズは依然として堅固で中国大型株の収益成長率は米国企業と同水準か高くなるだろう。韓日の企業も企業ガバナンス改善が活発に進められ、自社株買いと配当などで収益が投資家に還元されており肯定的」と評価した。 JPモルガンのグローバルマーケットストラテジストのキャリー・クレイグ氏は長期市場見通し発表で「今後10年間はAI技術導入が核心傾向になるだろう。ただ経済的民族主義の拡散は経済成長の非効率とインフレを起こす要因として作用する恐れがある」と話した。続けて彼は「これからは欧米、日本、中国などで経済成長を高められるほどの労働力供給が不足するため、経済活性化、資本投資、生産性向上が重要になるだろう。これは長期的に世界的なインフレにつながるかもしれない」と予想した。 米国株が高い点に対してはクレイグ氏も同意した。彼は「いま米国企業の平均株価収益率(PER)が25倍に達するが、20倍を適正水準とみる。結局株価は下落するだろうが、時間がたつほど企業に対する評価が上がり株価下落を防衛するだろう」と話した。その上で彼は「米国株にだけ集中するのではなく、長期的に新興市場などに分散投資するポートフォリオを構築する必要がある」と助言した。 この日セミナーを共同開催したハンファ資産運用は2018年にJPモルガン・コリアの域内ファンドを買収した後、協業して年金商品を運用している。ハンファ資産運用のパク・ヒョン年金ソリューション運営チーム長は「今年の高い変動性にもハンファライフプラスTDF(ターゲットデートファンド)」2025・2040・2045ビンテージが年初からの収益率で1位を占めた。来年には株式と債券の資産配分効果がさらに大きくなると期待される」と話した。 中央日報日本語版 2025.12.11 17:00 引用元:…