
1: 名無しのがるび 2025/12/10(水) 11:18:13.53 ID:h826YQ6Z9 公安のさじ加減ひとつで“潰される” 浜崎あゆみのライブを中止させた中国の恐怖支配 「歌詞をチェックされる検閲も」 中国で浜崎あゆみ(47)などの日本人歌手が、相次いで公演を邪魔される被害に遭った。高市早苗首相(64)の台湾有事を巡る国会答弁を受け、日中の緊張感が高まる中での出来事だ。 国家間のあつれきとは関係がない、エンタメ事業にまで嫌がらせをしてくる彼の国。狙いは一体、何なのか。 コンサート中止を要請 浜崎が上海公演のキャンセルを発表したのは11月28日。開催を翌日に控え、会場設営の準備を進めていた矢先のことだった。 「中国側が突然、コンサートを取りやめるように要請してきたそうです。制作チームは日中混成で、演者やスタッフが総勢200名にも上る大所帯でした。浜崎はその後の11月30日、観客を入れない形でパフォーマンスを行い、制作陣の思いに報いたものの、興行が中止になったことには変わりありません。補償を受けられる予定はないとみられています」(日中の音楽業界に詳しい芸能関係者) “中国で最も有名な日本人の一人”ともいわれる浜崎は、1999年に彼の地でCDデビューを果たした。2002年には、日中国交正常化30周年記念イベントに招待され、中国初のライブを首都北京で披露。以降、たびたび訪中するようになった。 「浜崎は00年代、アジアのポップカルチャーを象徴する歌手として、中華圏の若者から熱狂的支持を得ました。今やそうしたファンは30~40代になり、経済的に余裕のある者が多い。昨年も上海、成都、寧波、広州の中国4都市で5公演を開催しましたが、チケットは発売開始とほぼ同時に完売したといいます」(同) 歌唱中に音楽を止められ…… 無論、中国で人気を誇るのは浜崎だけではない。他にも大勢の日本人が公演中止を余儀なくされている。特にひどかったのは、アニメ「ワンピース」の主題歌で知られる大槻マキ(52)の一件。11月28日、上海の会場で歌唱中に音楽を止められ、退場を強いられた。 「地方政府の公安部局、つまり警察当局が中央の意向を忖度(そんたく)し、公演中止を強行しているのでしょう」 とは、中国事情に詳しいジャーナリストで翻訳家の高口康太氏だ。 「習近平国家主席(72)が高市発言の撤回を求め、日本への圧力を強めている手前、地方政府も自ら進んで“仕事”をしなくてはいけません。とはいえ、日本企業の工場を閉鎖するような大それたことは不可能。そこで手っ取り早く“成果”を上げるべく、エンタメ業界を狙い撃ちしているのだと思います。規模が比較的小さな割に、社会的影響力は大きいからです」(同) “踏み絵”を強いられる可能性 そもそも、中国での芸能活動は公安のさじ加減ひとつでつぶされてしまう。コンサートであれば、事前に歌詞をチェックされるなどの検閲を経なければ、開催自体ができない。 そこで今、中国での活動を主とする日本人アーティストの中には、当局から狙われないように対策を講じる者も出てきた。ある中国ウォッチャーによれば、 「例えば、中国のオーディション番組でブレイクしたMARiA(メイリア・33)という日本人歌手がいます。彼女は11月18日、中国のSNS『Weibo』に〈永遠に一つの中国を支持する〉と書き込みました。結果、11月22日の北京公演は無事開催されたのです。中国で公演を打つ日本人は今後、このような“踏み絵”を強いられていく可能性があります。さもなくば、どんな仕打ちを受けるか分かりませんからね」 中国が仕掛ける巧妙な世論工作にまんまと乗せられているというわけだ。公安が目を光らせる国との付き合いは、かくも恐ろしい。…