1: 名無しさん 2025/12/08(月) 13:02:00.32 ID:KFE+RJ/d オーストリア最高峰に恋人を置き去りにして死亡させたとして、ある山岳家が過失致死の容疑で裁判にかけられた。 6日(現地時間)、英紙テレグラフによると、トーマス・プランベルガー(Thomas Plamberger)被告(36)は今年1月、ケルスティン・グルトナー(Kerstin Gurtner)さん(33)と共にオーストリアのグロースグロックナー山に登った際、恋人を6時間以上放置して死亡させた容疑がもたれている。 検察は声明で「被告人は低体温症で方向感覚まで失っていた恋人を、グロースグロックナーの頂上まで約50メートル地点に置き去りにして死亡させた」とし、すでに高山登山の経験が豊富で今回の登山を計画した被告人には、事実上ガイドとしての責任があったと起訴理由を明らかにした。 アルプス山脈を構成する山系の一つであるホーエ・タウエルン山脈に位置するグロースグロックナー山の標高は3798メートルだ。2人は1月18日午後6時ごろにこの山の登攀を開始し、午後8時50分ごろ、頂上までわずか46メートルを残した地点で、グルトナーさんは疲れてこれ以上登れないと話した。 フランベルガー被告は翌日午前2時ごろ、恋人を残したまま山を下りて助けを求めることにした。こうして6時間以上その場を離れ、その間にグルトナーさんは極度の寒さのため死亡した。 救助当局は翌日午前7時ごろ、ヘリコプターでグルトナーさんの捜索を試みたが、強い突風のため中止された。約3時間後に救助隊が山を登ったものの、到着した時にはグルトナーさんはすでに死亡していた。 これによりフランベルガー被告は過失致死などの容疑で起訴された。被告は容疑を否認し、「助けを求めに行っただけだ。この事件は悲劇的で運命的な事故だった」と主張している。 しかし検察は調査を通じ、2人が当初の計画より2時間遅れて登山を開始し、登山装備も十分に備えていなかったことを明らかにした。…