1: 七波羅探題 ★ 2025/12/09(火) 13:48:32.98 ID:UUtgyKCZ9 朝日新聞(2025年12月9日 10時21分更新) 8日夜に発生した青森県東方沖を震源とする地震では、各地の住民が安全な場所に身を寄せて一夜を明かした。 国内で最も高い70センチの津波を観測した岩手県久慈市は、8カ所に避難所を開設。そのうちの一つ、市総合福祉センターには最も多い時で約160人が避難した。 「普段は津波を意識することがない地域に住んでいるので、警報と聞いてとにかくびっくりした。『早く逃げないと』と無我夢中で、走って来ました」 同県九戸村の看護学生、大畑愛桜(あいる)さん(20)は久慈市内の病院で実習中で、宿泊先から大急ぎで避難したという。「余震もあるので、十分に注意したい」と話した。 同センターでは注意報に切り替わると自宅に戻る人が増え、注意報が解除された同6時20分には数人が残るだけになった。 車で避難してきた人が多く、同センター前の坂道で渋滞が起きたという。7月30日にロシアのカムチャツカ半島付近で発生した地震の際も同じ場所で車の渋滞ができたため、市は徒歩での避難を呼びかけていた。 青森県八戸市役所では9日未明、激しい揺れで避難してきた十数人が、ロビーに置かれたテレビのニュースを見ながら眠れぬ夜を過ごした。 中には外国人の姿も。同市の小中学校で外国語指導助手(ALT)として働く、カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴ出身のスティブン・ジョギーさん(25)は「激しい揺れで家中の物が落ちてきた。道路に飛び出し、親切な人の車に乗せてもらって、ここに連れてきてもらった」。同じALTで、米国出身のロバーツ・パトリックさん(25)は「こんな大きな地震は初めて。今も体の震えが止まらない」と話した。 地震が襲った地域では、今後への不安感も背景に、食料の買いだめが起きた店舗も出ている。 青森県階上町内のコンビニエンスストアには、地震発生直後から閉店する翌9日午前1時までの間に、食料品や水を求めて約100人が詰めかけた。 オーナーの40代男性によると、多く売れたのは、おにぎりやパンといった食料品のほか、除菌用ウェットティッシュや段ボールにまとまって入った水など。男性は「普段なら考えられない数のお客さまだった」と話す。 普段であれば、夜中に補充の商品が配送されてくるが、9日の昼ごろに変更になった。同日朝の時点ではおにぎりはほとんどなく、パンも不足気味だという。「今後の配送がどうなるかは見通せない状況だが、いずれ商品は届くはず。なるべく慌てずに買いに来てほしい」と話していた。 震度6弱を観測した同県おいらせ町の青森県民生活協同組合コープおいらせ店では、地震から一夜明けた9日も午前9時に店を開ける予定だったが、開店を見合わせている状態だ。 榊原守彦店長(49)によると、午前6時ごろに出勤したところ、商品棚から酒瓶や調味料などが落ちてガラスが割れたり、みそのふたが外れて床に散乱したりしていたほか、店内の一部は停電していたという。 早朝から従業員数人で商品の再陳列などの復旧作業にあたっているが、開店時間には間に合わなかった。 商品の販売を制限する予定はないというが、開店後は買いだめが起こる可能性もあり、「どこまで影響があるか見通せない」と話した。 ※以下有料記事 引用元: ・【青森】地震後、深夜のコンビニに買いだめ客100人 津波避難者の渋滞も [七波羅探題★]…