1: 名無しのアニゲーさん 2025/11/27(木) 06:13:08.353 ID:O2mw8Vg07 (前略)こうして周囲を見回すと、メタル狩りはかなり地味だ。メタルスライムやはぐれメタルが出てきても特殊な演出は特にない。レベルアップ時の演出も、いつものファンファーレと文字の羅列である。変わる数値も地味。これはメタル狩りの問題ではなくドラクエ全体の問題といえるが、いずれにせよ質素なスタイルが根底にあり、このリメイクでも演出などは追加されていない。メタル系モンスターにトドメをさせるか否かの瞬間にスローモーションになる演出が入るだとか、もしくはメタルスライムを一気に何匹も倒せるフィーバーモードが発動するだとか、そういうものはないのである(ちなみに、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』ではメタル系モンスターを出せる「スペクタクルショー」なる連携技が存在していた)。HD-2Dリメイクに存在するのは淡々としたメタル狩り。プレイヤーにとっては動画でも見ながらやる面倒な作業になってしまう。実際、筆者はこのメタル狩りが面倒で投げ出しそうになった。しかし、メタル系モンスターが逃げなくなるMODがあったのでなんとかクリアできた。このMODは、メタル系モンスターの逃げる行動を通常攻撃に置き換える非常にシンプルな内容だった。しかしたったそれだけで苦痛が減り、投げ出す大きな要因がひとつ潰れたのである。逃げられるストレスが減れば、レベルが上がった喜びを感じやすい(もちろん劇的におもしろくなるわけではないが)。数値を積み重ねることは今も昔も人気の遊びで、今後もビデオゲームから消えることはないだろう。ただ、その遊びも進化し続けているのである。確かに昔のメタル狩りはおもしろかった。ただ、何十年も経ったあと、それをずっと続ける必要はあるのだろうか?…