228 :名無しさん@おーぷん 2018/02/05(月) 15:24:49 ID:RB6個人情報の保護がゆるゆるだった、昔の話。おばちゃんの昔語りだから長いよ。私の実家の地元では、お見合いして順調に話が進んだら、結納・婚約の前に互いの戸籍を、相手には知らせずに確認するのが常識だった。本人たちがやるんじゃなくて、親たちがやる。戸籍謄本は、記載されている誰かの名前を騙って、ハンコがあれば、あっさり出してもらえた。そこで、本人だけじゃなくて家族も含めて、戸籍に問題があって破談にする時は、そのことは相手には言わずに、仲人を通して「(相手)様のお宅が立派過ぎて、うちには過ぎた御縁ですので」と言うのが決まり文句、言われた方の親も「御縁がありませんでした」と引き下がるのがルールだった。本人たちも深くは突っ込まず、それに従った。もちろん、本人がまっとうな人なら他のことは気にしない、ということもあった。例えば本人がよそからもらった養子で、でも本人は知らされてなくて、戸籍に記載はあったが両親がうまく隠し通してきたということで、相手の家も納得して、一生そのことは言わないでおこうとなって、幸せに結婚したということはあったが、それはまれなケース。…