1: 名無しダイエット 2025/06/16(月) 11:03:41.00 ID:hTba7W2w0 大阪大学の研究員らは、ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸、メチオニンといった栄養素の食事摂取量と食道がんの発症リスクとの関連性について検討しました。 その結果、「特にビタミンB12とメチオニンの摂取量が多いと、非飲酒者において食道がんリスクが有意に高まる可能性がある」と報告されています。この内容について中路医師に伺いました。 研究グループが発表した内容とは? 編集部: 大阪大学の研究員らが発表した内容を教えてください。 中路先生: 大阪大学の研究員らは、日本人8万7053人を対象に、ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸、メチオニンの食事摂取量と食道がんリスクとの関連を検討しました。調査期間は1995年から2013年または2015年までで、食品摂取頻度質問票をもとに栄養素の摂取量を評価し、Cox回帰分析によってリスクを算出しました。 その結果、追跡期間中に427人が食道がんを発症し、ビタミンB12の摂取量が最も多い群は、最も少ない群と比較してリスクが1.75倍に上昇していました。さらに、アルコールの摂取状況で層別化した解析では、非飲酒者においてビタミンB12およびメチオニンの摂取量が多いと、食道がんのリスクがさらに高くなる傾向が確認されました。一方で、飲酒者ではこの関連はみられず、またビタミンB6や葉酸については有意な関連が認められませんでした。…