
1: 名無しのがるび 2025/11/20(木) 16:12:44.56 ID:N01riimD9 『ドラゴンクエストVII Reimagined』では開発の当初に“現代のユーザーの可処分時間”についての議論がおこなわれたそうで、さまざまな点でのテンポ改善などに繋がったようだ。プロデューサーの市川毅氏が、海外メディアGameSpotのインタビューにて明かしている。 『ドラゴンクエストVII Reimagined』(以下、Reimagined)は、2000年にPS1向けに発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のリメイク版だ。グラフィック面では3DCGのドールルックを採用しリッチな見た目に変更。またメニュー画面の刷新やバトルスピード変更、オートバトル機能といったシステムも搭載されている。ゲームプでは職業特性といった特殊能力を使用可能。モンスター職については撤廃される一方で、新たにふたつの職業を「かけもち」できるシステムが導入される。キャラ育成の幅も広がっているのだろう。 今回はそんな本作のプロデューサーを務める市川毅氏に向けて、海外メディアGameSpotがインタビューを実施した。同氏によれば、オリジナル版には個人的な心残りがあるという。というのも同氏がオリジナル版をプしたのは小学生のころだったそうで「最初のモンスターとの戦闘」にたどり着くまで続けることができなかったそうだ。 オリジナル版はスローペースで物語が進む作品であり、特に導入部は最初の戦闘までに要する時間がかなり長いことでも知られている。市川氏は過去のVGChartzのインタビューで、最初の戦闘までにかかる時間を短縮したことを明かしており、オリジナル版では約3時間を要したのに対して、『Reimagined』では1時間は超えないはずだと伝えていた。 そして今回のGameSpotのインタビューで市川氏は、そうした調整の背景に“現代のユーザーの可処分時間”を尊重する狙いがあったことを明かしている。同氏は、オリジナル版が発売された当時は、何十時間も没頭できるゲームを筆頭に今よりも長い形態のエンターテインメントがより一般的でユーザーにも受け入れられていたと説明している。一方でそこから25年を経て、世の中に数多くのゲームがあり、メディアやエンターテインメントの形態も多種多様になった点に言及。ユーザーがひとつのエンターテインメントに使える時間に上限があり、このことは同氏が堀井雄二氏と最初に議論した点だそうだ。 AUTOMATON Hideaki Fujiwara2025-11-20 12:46…