1: 名無しダイエット 2025/11/08(土) 15:27:28.82 ID:InZ3cUSn9 11/8(土) 5:00配信 北國新聞社 ●磯焼け防止、意識高まりを ウニが藻場を食い荒らす「磯焼け」防止へウニを捕獲、廃棄野菜を餌に育てる氷見高の養殖プロジェクトで、氷見市の下着製造メーカーと連携し、殻を再利用した「ボクサーパンツ」を商品化する事業が始まった。ウニ殻を粉砕し、繊維化した素材を用いる。ウェブサイトや道の駅などでの販売を想定し、生徒はオリジナル下着を通じた環境問題意識の高まりを願う。 連携するのは「あつみファッション」(氷見市大浦)で、7日はプロジェクトを担う海洋科学科の3年生8人が同社を訪れた。生徒は仕上がったサンプルを手に取り、日名田城宏常務と打ち合わせを行った。 パンツには炭化させたウニ殻を練り込んだ綿と、ポリウレタンを組み合わせた生地を用いる。あつみファッションによると、消臭効果、保温性に優れ、抗菌機能もある。日名田常務は「ウニ殻を使った下着は聞いたことがなく、生徒を応援していきたい」と話した。 海洋科学科の生徒はこれまでも市内外の事業者と連携したウニを使った新メニュー開発、小矢部市に生産拠点を置くゴールドウイン(東京)とのコラボによるウニ殻を染色材料にしたTシャツの商品化など、ウニの利活用を通じた海洋問題、食品廃棄物問題の解決に取り組んでいる。一般社団法人「とやまのめ」(射水市)が仲介役を担う。 あつみファッションは取引先の紹介で、氷見高のプロジェクトを知り、とやまのめの依頼を受けて昨年10月から試作品の準備を進めた。商品化のめどが付き、今後は生徒とともにデザインやロゴなどを詰め、来年3月までに形にする。 生徒は氷見発の持続可能な「サステナブルファッション」として全国に発信したい考えで、⻆田蒼真さんは「殻の使い方が増え、協力の輪がさらに広がるとうれしい」と語った。…