
1: 名無しのがるび 2025/11/08(土) 13:37:37.48 ID:p1akoaVx9 >>11/8(土) 12:00 FRIDAYデジタル 「ご遺体は、クマにとっては『肉』に変わってしまう。それによって『人間は食べ物』と学習してしまった」と、クマなどの野生動物の保全管理を研究している、兵庫県立大学の横山真弓教授は言う 全国で「8万頭」…「5年前からわかっていました」 クマによる被害が止まらない。’23年のクマによる亡件数は6件、’24年は3件だったが、今年は10月31日現在、クマによって犠牲になった人は12人と過去最多。環境省によると、今年度上半期(4~9月)の全国のクマの出没件数は2万792件で、昨年度同時期の1万5832件を大幅に上回り、秋田県に自衛隊が支援に向かうことも決まった。 「こうなることは5年前からわかっていました。大変なことになりますよと、警告を出し続けていたんですけど……」 無念そうにこう言うのは、クマなどの野生動物の保全管理を研究している、兵庫県立大学の横山真弓教授。東北地方の場合、クマが人里に出没するのは、ブナの実が大凶作のためといわれる。しかし、横山教授はこう話す。 「ブナの実が凶作でエサがないというのは、秋だけのこと。けれど、4月からクマは出没し始めているんです」(横山真弓教授・以下同) 確かに環境省の調査によると、全国で4月775件、5月2461件、6月4142件と出没がブナの実の不足だけではないことを裏付けている。 「クマは桑の実やサクランボなど、いろいろなものを食べています。それらが少しでも凶作になると、人里に出てしまう事態になってしまいました」 東北森林管理局では平成元年から37年間、ブナの結実調査を行っている。それによると、7割の年が凶作か大凶作。計算上、5年に一度は凶作になっているのに、これほどクマが出没していない。 ’23年にもクマの大量出没が話題になったが、何が原因で、こんなに出没しているのか。 「クマの生息数が増えているんです。環境省が発表した‛20年調査の『クマ類(ヒグマ・ツキノワグマ)の分布・生息状況』によると、北海道、秋田県、福島県、長野県、岐阜県には4000頭以上のクマが生息しているとなっています。私たちの研究で、クマは年間15%ぐらい増えることがわかってきました。何も捕獲せずにいると、5年間で倍になる計算になります」 4000頭以上いるという数値は、あくまで概算。クマが大量出没した’23年に秋田県では2000頭ほどを処分したが、 「今年は2年前よりも被害が大きいといわれています。ということは、2000頭以上増えていることが示唆される。そこから推定すると、秋田県だけで1万頭ほど生息している可能性があります」 ’20年には7000頭以上、’23年には9000頭以上を全国で捕獲しているが、それでも増えていることを考えると、 「’20年の環境省の調査をみると、その段階で全国で5~6万頭はいるのではないかと思われます。それなりの頭数を捕獲しているので、倍増はしていないと思いますが、5年後の現在は8万頭になっている可能性もある。そのぐらいの勢いで増えています」 クマは「人間の味」も学習してしまった… 続きは↓ 「これから5年で倍増する」の衝撃…専門家が語るクマ被害「全国で8万頭&人間の味を学習」の悪夢…