1: ぐれ ★ SzUNrIlw9 2025-11-02 09:02:25 ※11/2(日) 7:15 毎日新聞 東京や大阪でコンサートを開いた人気アーティストが次の開催地を福岡などにして中国地方の中心都市・広島を素通りする「広島飛ばし」という言葉がここ数年、話題になっている。SNS(ネット交流サイト)上では「推しのアーティストが広島に来ない」といったファンの嘆きが漏れる。 広島県は転出超過が4年連続で全国最多という「不名誉」な記録を更新、特に10代から30代の若者の流出が全体の8割以上を占める。そんな中で広島文教大学の松原淳一非常勤講師(地域経済学)は「広島飛ばしの改善が、県外の人が住みたくなるような都市の魅力アップにつながる」と指摘する。どういうことなのか――。 県の人口流出問題などを研究する松原講師は、2023年に「広島に魅力を感じるか」をテーマに、広島文教大の男女学生116人にアンケートをした。そこでは、広島に足らないものとして、テーマパークやライブ公演を挙げる学生が多く、楽しい都会生活ができないことに不満を持っていることも分かったという。 一般社団法人コンサートプロモーターズ協会によると、24年に国内外のアーティストが全国で行ったコンサートは約3万4000回で前年と同水準、スタジアムやアリーナ公演の増加に伴い動員数は6000万人に迫り過去最多となった。 都道府県別では、広島は691回と福岡(1704回)の半分以下にとどまり、人口では勝る宮城(1181回)の6割に満たなかった。全国的には東京の1万1277回が最多で▽神奈川2232回▽大阪5903回――と、関東や関西の大都市の公演回数が多かった。 インターネット上の無料配信などでCDの売り上げが減少する中、音楽業界はコンサートを収入源とする必要性に迫られ、コンサートの市場規模は約6100億円と過去最大になっている。 続きは↓ 「広島飛ばし」、転出超過が全国最多… 魅力アップに必用なものは…