転載元: それでも動く名無し 2025/11/01(土) 21:29:54.97 ID:WrDOb7UG0 一方、巨人の指名には疑問を呈する意見が多かった。メジャー移籍が決定的な岡本和真の穴をドラフトで埋めることは現実的ではないとは言え上位3人が社会人と大学生の投手から指名した点には巨人の球団関係者からも驚きの声が挙がった。 「一言で言えば、現場の意見を重視しすぎた指名だったように見えました。菅野智之がメジャー移籍で抜け、エースだった戸郷翔征が不振に陥った。さらに、外国人のグリフィンも来季は不在となる可能性がある。とにかく早く使える投手が欲しかったため、竹丸を指名したのだと思います。2位の田和もまた、リリーフとしてならすぐに一軍で使えると考えて、指名したのでしょう。しかし、一昨年のドラフト会議では、即戦力を期待して西舘勇陽や森田駿哉、又木鉄平を指名しましたが、1年目に西舘が中継ぎで少し活躍したのみで、チームにはそれほど大きなプラスになっていません。“即戦力”と言えば聞こえが良いですが、実際に期待通りに活躍できる選手は少ない。それを考えても、今年はあまり余裕がないドラフトだったという印象です」 巨人が、ここまで徹底して即戦力にこだわった理由について、前出の球団関係者は、以下のように話す。 「優勝を逃すととにかく補強する球団の体質がありますが、チームの将来を見て編成を考えるトップがいないことが原因ではないでしょうか。そうなると、どうしても現場の意見が通りやすくなります。原辰徳監督時代は、比較的将来を見越した指名がありました。岡本和真や浅野翔吾をドラフト1位で獲得し、育成ドラフトで指名した選手を支配下に引き上げています。原さんは、監督としての実績が十分で、球団内の地位が確立されていたため、そういったことができたのかもしれませんが……」 ドラフトの結果が出るのは数年後であり、巨人が指名した選手の方が多く活躍する可能性ももちろんある。ただ、現在のチーム状況や将来のチームを考えると、最適な選手を指名したという点では、今年は阪神に軍配が上がるドラフトだった。 西尾典文(にしお・のりふみ) 2: それでも動く名無し 2025/11/01(土) 21:30:06.00 ID:DMYgnwPO0 西尾か…