1: 名無しのがるび 2025/10/24(金) 06:44:51.34 ● BE:567637504-PLT(56555) sssp://img.5ch.net/ico/si2.gif 小国町でクマによる家禽(かきん)の食害が相次いでいることが23日、関係者への取材で分かった。同町の叶水と小玉川で、いずれも夜間に「やまがた地鶏」計約180羽が襲われており、鶏舎の金網を破壊して侵入されていた。 暗視カメラで鶏舎に侵入し、捕食する成獣の姿が捉えられていた他、現場では足跡も確認されている。 叶水では21日午前2時25分ごろ、農業男性(75)のビニールハウス内にあった鶏舎で育てていた、ひな鳥36羽のうち34羽が食べられた。 暗視カメラの動画には、直径40センチほどの穴から、中に入り込む体長1.5メートルほどのクマの姿が収められている。 クマの体格は大きく肥えており、次々とひな鳥を襲って、食べ荒らしていた。15分ほど鶏舎の中を動き回った後、入ってきた穴から出て行くまでの様子が捉えられていた。 自家消費用として飼っていた。同7時ごろ、男性の妻がひな鳥がいなくなっているのことに気付き、動画を確認し、被害が分かった。男性方では、今年6月末にクマが敷地内に出没したが、農作物の食害はなかった。 小玉川では22日深夜から23日午前8時ごろまでに、民宿で飼養していた親鶏150羽のうち145羽が被害に遭った。 固定していた鶏舎の金網が剥がされ、付近ではクマのものとみられるふんや、15~20センチほどの足跡が見つかった。出荷間際だったという。 ひな鳥から約4カ月間育ててきた男性(31)は「10年ほど前から飼っているが、クマの食害は初めて。対策を考えなければならない」と話した。 町農林振興課によると、町内では卵・肉用として、養鶏場を含め10軒で鶏を計約5万4千羽飼養している。このうち、県が肉用鶏として開発した、やまがた地鶏を育てているのは、今回被害に遭った2軒を含む3軒だという。…