1: それでも動く名無し 2025/06/10(火) 11:40:35.082 ID:VefNuSNxh ショートのレギュラーは倉本寿彦。彼は守備範囲こそ広くはないけど、打力がある。3打席立って2本ヒットを打って2打点ならば大活躍。チームが勝っていれば7回から柴田を入れられる。でも逆に柴田先発で7回から倉本はできないでしょう。そういうベースとなる要素にデータを加味して読み、選手を選んでいきました」ラミレス野球の目玉・倉本寿彦 倉本寿彦の名が出た。彼こそ、ラミレス野球の印象が深い選手である。 当時の倉本は12球団のショートで守備範囲の指標UZRがワーストというデータがあり、守備範囲の狭さが度々指摘されていたが、ラミレスは「守備範囲よりも、確実にアウトを取れること」つまり“打球が飛んだ時点で相手に絶望を与える守備”を優先し、2016年は141試合、2017年は日本シリーズまで含めフルイニング出場と重用している。「おっしゃる通りです。倉本の守備指標が悪かったのは事実です。ただ、ゴールデングラブを取った坂本勇人の16失策に対して6失策とルーティンプレイの確実性に優れ、プラスして打者として2016年で打率は.294、左投手に強く、得点圏で3割以上を残す特性もあったんです。そのことはUZRのマイナスを差し引いても起用する価値があった。彼は2017年には9番打者としても大きな役割を果たしてくれましたしね」エビデンスのある“奇策”“9番ショート倉本寿彦”は、2017年5月4日からはじまったラミレスマジックの大看板ともいえる采配だ。打力のある倉本を9番に置き、1番桑原将志、2番梶谷隆幸の上位へ繋いでいくこの昭和回帰的な打順編成は、その年のベイスターズ打線の形となった。 奇策。奇術。“代打ウィーランド”、“パットン特攻”、松坂大輔に対する“横浜高校出身打線”。すべてはデータに裏打ちされた決断だったという。しかし、それらは成功すれば魔術師と讃えられるが、失敗すれば謗りを受ける切った張ったの大ばくち。ラミレスは常にその批判の中にあった気がする。「僕はそういう声は気にしません。信念がありましたからね。とはいえ、スタンダードとは違う、奇策を実行する時ほど裏付けになるものは必要で、カントクは当然説明責任があると考えています。僕はそのプロセスを踏んで、誰に聞かれてもエビデンスを持って説明してきました。 2: それでも動く名無し 2025/06/10(火) 11:42:13.856 ID:./8NDkY/F 現何なんだよ…