1: パンナ・コッタ ★ 708Ul9uJ9 2025-10-04 09:23:37 石破首相の「よくない答弁」 ――国家関係が首脳同士の相性のみによって規定されてしまうと、「石破とトランプは相性が悪いからしょうがない」とか、その逆に「その割にはまあまあ良くやっている」という曖昧な評価になりかねません。しかし、相性が悪いなら悪いなりに、やらなければならないことがあるわけですね。 【河井】そもそも石破首相の耳に多面的な情報が入っているのでしょうか。例えば、2025年2月末にウクライナのゼレンスキー大統領が初めてトランプ大統領と会談した際に、ヴァンス副大統領を交えちょっとした言い合いになりましたね。 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナ国家衛兵の創立9周年を記念する祝賀行事に参加した その直後、衆議院予算委員会でこの件について質問を受けた石破首相が、「アメリカとウクライナ、どちらかの側に立つつもりは全くない」と答弁したことを聞き、非常に驚きました。 どの国にもいい顔をしたがる、典型的な外務官僚が作った答弁原稿です。「どちら側にも立つつもりがない」国は、結局どちらの側からも信頼されません。 私はすぐにトランプ大統領に近い人に連絡を入れたんです。すると彼は、「大統領はネットおたくで、あらゆるニュースのヘッドラインを毎朝見ているから、この発言も間違いなく把握しているだろう」と言っていました。 答弁がどのような影響を日米同盟に及ぼすかを、石破首相や答弁を作成した外務省は深く考えたのでしょうか。トランプ大統領が「日本はコメを輸入しない。アメリカ製の車も買わない。閉鎖的だ」と言い始めたのは、石破首相の発言の後からです。 プレジデント…