1: 少考さん ★ 2025/05/03(土) 08:17:55.31 ID:GtdmFpDU9 CNN.co.jp 2025.05.02 Fri posted at 17:30 JST Nicole Mowbray, CNN 埃(ほこり)や塵(ちり)が目に入るのを防いだり、反射的な瞬きを促したり、まつ毛には可愛く見せる以上の役割がある。 それを考えると、男性が「もっと男らしく」見えるよう、まつ毛をカットしたり、全部そり落としてしまったりするSNSのトレンドは説明しにくい。 ここ数週間、トルコからニュージーランドに至るまで各国の理髪店で、短いまつ毛を求めて目の際に刃を当ててもらう男性の動画がTikTokやインスタグラム、Xに相次いで投稿されている。電動シェーバーを使う理容師もいれば、はさみと手だけでスタイリングする理容師もいる。 「まつ毛は物を見るためにも目の健康のためにも欠かせない」。英インペリアル・カレッジ・ロンドンで眼科・眼形成外科コンサルタントを務めるビッキー・リー氏は電子メールでそう指摘した。「まつ毛はバリアの役割を果たす。目を守るまばたき反射を促すだけでなく、目の上を流れる空気を減らして潤いを保ち、目の健康と快適さを守り、強い日光を遮り、ぎらつきを減らして見え方を改善してくれる」 まつ毛は自然に生え変わり、抜け落ちてはまた生えてくる。しかしSNSに投稿されたようなやり方で取り除くのは、多くの理由で良くないとリー氏は言う。「不適切に除去すれば合併症につながりかねない。まつ毛をカットしたり短く切ったりすれば、鋭くなった先端部分が眼球の表面にこすれて不快感を引き起こすこともある」といい、「目を傷つける」リスクを伴うのは言うまでもないと言い添えた。 「男らしいエネルギー」の台頭 ボリュームまつ毛は何世紀にもわたって女性性や魅力の象徴とされ、芸術作品(ジョン・シンガー・サージェントやパブロ・ピカソなど)や詩(トーマス・フッド)、文学作品(F・スコット・フィッツジェラルド)にも描かれてきた。進化のために必要だった可能性もある。2005年の学術研究によれば、顔が魅力的な女性の方が、女性性ホルモンのエストロゲンの値が高いことが分かった。つまり、生殖の観点からみて遺伝的に魅力的な特徴である生殖能力や妊娠力が高いことになる。 しかし男性性が強まる現在の政治環境に加え、アンドリュー・テイト氏や米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)のような「モノスフィア」が火を注ぐ形で(ザッカーバーグ氏は企業世界でもっと「男性的なエネルギー」を支持すると言明し、1月にはジョー・ローガン氏のポッドキャストで「多少の攻撃性をたたえる文化にはそれなりのメリットがある」と発言)、一部の男性が自分の外見の女性的すぎるとみなされかねない部分を懸命に抑え込もうとするのはそれなりの理由がある。 男性の権利を声高に唱える「男らしさ奨励」のJ・D・バンス副大統領でさえも、自分の目元に関しては新しい男の美の基準に反している。2024年10月のテレビ討論会に臨んだバンス氏について、まつ毛を濃く見せるためにアイライナーを使ったのではないかといううわさがネットで飛び交った。騒ぎがあまりに大きくなったため、共和党のジョージ・サントス元議員が介入して「バンスはアイライナーを使っていない」とXに投稿。「上院議員になる前の彼と会ったことがある。彼はまつげが長く、それが目尻に影を落としているんだ。みんな大人になれ!」 CNNがこの記事のためにコメントを求めたまつげカットの理髪師は誰も取材に応じてくれなかったが、(略) ※全文はソースで。 引用元: ・男性が「まつ毛脱毛」に走る理由 台頭する「男らしさ」圧力 [少考さん★]…