1 名前:名無しさん@涙目です。:2025/04/28(月) 15:38:56.20 ID:i16U9RBn0●.net BE:928380653-2BP(4276) アスリートの新たな秘策?糞便移植がドーピングのグレーゾーンに 2025年4月28日 スポーツ界に新たな議論が巻き起こっている。糞便移植(Fecal Microbiota Transplantation, FMT)が、アスリートの身体能力向上に利用される可能性が浮上し、ドーピングの新たなグレーゾーンとして注目されている。専門家は、科学的な不確実性と倫理的問題から、早急な規制の議論を求めている。 腸内細菌がパフォーマンスを左右? 糞便移植は、健康なドナーの便に含まれる腸内細菌を患者の腸に移植する医療行為だ。本来は再発性クロストリジウム・ディフィシル感染症などの治療に用いられるが、近年、スポーツ科学の分野で注目を集めている。2019年の米国研究では、マラソンランナーの便をマウスに移植したところ、持久力が向上したと報告された。特定の腸内細菌が乳酸をエネルギー源に変換し、筋肉の効率を高める可能性が示唆されている。 「腸内細菌はエネルギー代謝や炎症抑制に影響を与えます。アスリートの腸内環境を最適化できれば、理論的にはパフォーマンスが向上する可能性があります」と、東京大学医学部の山田教授は語る。しかし、ヒトでの効果は未検証で、個人差や安全性の問題が大きいと警告する。 ドーピングの新形態か 世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の現行ルールでは、糞便移植は禁止リストに含まれていない。薬物や遺伝子操作とは異なり、自然な細菌叢の移植は「不正」と見なされにくいためだ。しかし、一部のアスリートがこの手法を「秘密兵器」として試みているとの噂が広がり、スポーツの公平性を脅かす懸念が高まっている。 「もし特定のドナーの便が競技力を劇的に高めるなら、それはドーピングと何が違うのか」と、日本スポーツ倫理学会の佐藤理事は疑問を投げかける。移植の効果が一時的である点や、細菌叢の変化を検出する検査法がない点も、規制の難しさを物語る。 target=\'_blank\'> target=\'_blank\'> 引用元:…