1 名前:昆虫図鑑 ★:2025/04/25(金) 16:24:03.16 ID:rkB0WAam.net ジャイアンツのイ・ジョンフは、勝負のメジャー2年目で華々しい活躍を見せている。 現地時間4月24日、本拠地で行われたブリュワーズ戦に「3番・中堅」で先発したイ・ジョンフは、初回にリーグトップとなる今季11本目の二塁打を放って3打数1安打、1打点と活躍。レギュラーシーズン成績を打率.333、3本塁打、16打点、出塁率.398、OPS.981に伸ばした。 昨季は開幕直後のシーズン絶望の長期離脱によって悔しい1年となったイ・ジョンフ。本人が「ここまで燃えることはなかった」と位置付ける今季は、捲土重来を期待される中で、まるで打ち出の小槌のようにヒットを量産。「韓国のイチロー」という異名にふさわしい存在感を示している。 米メディアに「史上最悪の契約」と断じられたルーキーイヤーの悪評を払拭する活躍には、母国メディアも鼻高々だ。韓国のスポーツ専門局『SPOTV News』は「驚くべきだ」と二塁打の多さをクローズアップ。現時点でシーズン67.5本ペースが「1931年にレッドソックスのアール・ウェッブが記録した二塁打の歴代シーズン最多記録、67個を超える数値だ。なんと94年も破られていない記録だ」と強調。その上で、アジア人選手の歴史においての凄みを論じた。 「歴代アジアのMLBシーズン最多二塁打記録は、松井秀喜が2005年にマークした45個。かつて『天才打者』と呼ばれたイチローもメジャーデビューの2001年に記録した34個が最多だ。今のイ・ジョンフは少なくともアジア新記録を狙える立場にある」 また、韓国のニュース局『CBS News』は、1989年にジャイアンツに在籍し、ナショナルリーグのMVPに輝いたケビン・ミッチェルを引き合いに出して「MVPイヤーに47本塁打を放ったミッチェルとのパワー面で比較はできないが、今季のイ・ジョンフが記録する凄まじいペースはレジェンドの名前を呼び起こした」と絶賛した。 ちなみ同局が掘り起こしたミッチェルとは、MVPを獲得した1989年に打率.291、47本塁打、125打点、OPS1.023を記録した“大打者”であり、一方で日本球界でも知られた“伝説的なダメ助っ人”でもある。1995年に当時のダイエー(現ソフトバンク)に電撃入団したのだが、「古傷が痛い」とケガや病気を理由に欠場を繰り返し、2度も無断帰国。ついには球団が愛想を尽かされ、わずか37試合で退団した、あのミッチェルだ。 話は逸れたが、そんな“レジェンド”と比較されるほどに、今季のイ・ジョンフは絶好調である。開幕前から自信を見せていたバットマンだけに、ここからどこまで数字を伸ばすかは実に興味深いところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部] 引用元:…