1 名前:名無しさん@涙目です。:2025/04/01(火) 07:52:55.53 ID:h6c3SS7x0●.net BE:866556825-PLT(21500) 当たり前過ぎて草 しかし、高校生になり初めて一人で入国管理局に出頭した際、職員から告げられたのは、あまりにも残酷すぎる「宣告」だった。 「今も忘れもしません。初めて入管に行ったとき、職員に『将来はなにするの?』と聞かれたんです。それで『プロのサッカー選手です』と答えたら、『君は仮放免という状態でね、不法滞在者だから就職もできない。いくらサッカーが上手くても日本では不可能だよ』と言われました。 さらに続けて、『在留資格がないと県外移動もできないし、保険証も持てない。君がサッカーでケガしたらたくさんお金がかかって家族にも迷惑がかかる。トルコに帰ったほうが幸せだよ』と言ってきたんです」 将来の夢を失い、サッカー部も退部 16歳の少年はこの日、生まれて初めて自らが置かれている状況を知った。ただ、希望を捨てずに良い成績を取れば、「優秀な外国人」として認めてもらえると思ったエムラさんは、文武両道に勤しんだ。 サッカー部の練習から帰ってきたら、夜7時から9時まで自主練し、夜12時まで勉強。朝5時半に起きて、勉強してからサッカー部の朝練に向かう。そんな生活を送っているうちに、体力の限界を超えて2回ほど倒れたという。 努力の甲斐もあり、二学期の通知表には10段階評価のうち「9」と「10」が並んだが、入管職員の対応もなにも変わらなかった。 「通知表を見せたら、今度は『もう無駄だよ。日本で学校に行っても、お金と時間の無駄だから。トルコに帰ったほうがいいよ』と言われました。自分は9歳で来日したとはいえ、すでに日本の生活に馴染んでいて、日本の料理のほうが好きだし、日本の友達のほうが多かった。 職員に『不法滞在者は就労できない。サッカー選手は諦めろ』と告げられたときは、目の前が真っ暗になるというか、絶望しかなかったですね」 将来の夢を失ったエムラさんは、「部活を3年間続けたあとに、再びプロサッカー選手になれないという現実に向き合うほうがつらい」と思い悩み、高1でサッカー部を退部(形式上は休部扱い)。だが、部活に行かなくなった理由をいくら部員に説明しても理解されず、「勝手に部活を辞めたやつ」という扱いを受けて人間関係も悪化した。 引用元:…