元タレントの中居正広氏による女性とのトラブルを巡る一連の問題で、フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)が設置した第三者委員会(委員長・竹内朗弁護士)の調査報告書が31日、公表された。 第三者委は報告書の中で、中居氏がフジ元編成部長を介して被害女性の病状に配慮せず入院先に見舞金の名目で現金100万円を届けていたことを明らかにし、「CX(フジ)の幹部が、中居氏サイドに立ち、中居氏の利益のために動いた」と認定した。 報告書では「中居氏の代わりに現金を渡そうとした行為は、病状、心情への配慮を欠いている。女性に対する口封じ、二次加害行為とも評価し得る」と厳しく指摘した。 更に、元編成部長と編成部企画戦略統括担当部長は、中居氏からの依頼を受けて被害女性とも共演経験のある弁護士を紹介し、弁護士事務所まで案内したことも判明。報告書では、これらの行為を「編成制作局として中居氏サイドに立つことを表した行為」「CXに対する背信的行為とも評し得る」と認定した。 これによって被害女性が不信感を強め、フジが「大物タレントを守り、入社数年目の社員、アナウンサーを切り捨てる」と受け止めたことを「当然」と断じた。 ※詳しくは下記リンクより 関連記事 【速報】中居正広氏の「性暴力被害」認定 第三者委員会 【悲報】中居くんからファンに何かが送られてくる… 【フジ・中居問題】第三者委員会報告が3月31日に4時間ぶち抜き会見生放送決定 【フジ・中居問題】鶴瓶、絶対に許さない模様 【フジ】中居氏とX子、ついに調査へ…