2 : アニメ『五等分の花嫁』や『PSYCHO-PASS』などで活躍する人気声優と所属事務所を名指しして、インターネットの掲示板上で「放火する」「殺します」などと書き込み、事務所の業務を妨害したとして、威力業務妨害の罪に問われていた被告人(女・20代)の裁判で、3月11日、東京地裁(薄井真由子裁判長)が判決を言い渡した。 裁判を通じ、被告人は「体が柔らかい人間は『ナメクジ人間』であり、その存在が許せない」と感じていたことが明らかになった。被告人はそのことをインターネットの匿名掲示板に投稿。批判的なコメントがされると、攻撃的な投稿を繰り返した。 鑑定医はASD(自閉症スペクトラム)レベル2であり、感情を爆発させ、攻撃的な行動をとる「間欠性爆発性障害」だと診断。 しかし、「被告人の頭にはナメクジ人間という存在がいること、被告人はナメクジ人間に嫌悪感があり、存在することに賛同できないという独自の解釈があることは認められるが、理解可能であり、(被告人の行動を)病的に支配するものではない」として、「責任能力はある」と判断された。 被告人は刑務官に付き添われ、退廷をしたが「薬飲ませて」「薬を飲ませて」などと叫んでいた。 3 : ナメクジ人間?…