転載元: それでも動く名無し 2025/03/20(木) 04:13:46.24 ID:UoCC09Sr0 「3.11を経験した人は『絶対に明日が来るわけではない』ということを身を持って知った」 2: それでも動く名無し 2025/03/20(木) 04:14:18.86 ID:UoCC09Sr0 大船渡市民だから納得できる「朗希のメジャー移籍」 故郷の市長が感じた3・11以後の価値観の変化 佐々木はポスティングシステムを利用してドジャースに移籍。契約金や年俸総額が制限され、マイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象で、ロッテは高額の譲渡金を得られなかった。5年間でシーズンを通じて投げた経験もなく、批判的な意見も多かった。ただ、渕上市長は「賛否がありますけれども、自分の人生。自分で決めて進む。あの年で信念を貫けたことが素晴らしい」と言った。 可愛い後輩だから支持するわけではない。大船渡市民は震災を機に価値観が変わった。市議会議員、そして市長として市民と向き合ってきたからこそ、そう確信している。 「震災後、自分が目指している方向に進む、思いを形にする方が非常に増えたんです。私たち行政もそれを後押ししたいと思っている」。3・11を経験した人々は知った。明日が来るか、分からない。1年後に生きているか、分からない。愛する人の命は永遠ではないと。だから1歳でも若く海を渡った佐々木の決断が理解できる。 今も災害対応に追われる渕上市長にデビュー戦を現地で観戦する時間はない。「市民にとって誇りであり、希望の星。われわれは常に支えて、常に応援します」。その言葉は温かく、胸に染みた。…