
1 : 群馬県桐生市で生活保護費を満額支給しないなど違法な取り扱いが横行していた問題で3月14日、「桐生市生活保護業務の適正化に関する第三者委員会」が開かれました。 会議は8回目で、この日をもって終了。2週間後の28日に、委員会が荒木恵司・桐生市長に報告書を手交、公表する予定です。 桐生市の生活保護をめぐってはこれまで、たくさんの“違法・不適切対応”が指摘されてきました。 【中略】 ・2週間に一度、生まれたばかりの子どもを連れて窓口に出向き、家計簿を提出して、保護費を取りに行っていた。 家計簿が一円でも合わないと怒鳴られた。 眼鏡を購入した際に、「これは税金ですよ」と怒鳴られた。 CWが家を訪問した際、勝手に冷蔵庫を開け、「どんな生活しているんですか」と言われたほか トイレや風呂もチェックし、鼻で笑われるような対応を受けた。=利用者・家族等 ・障害児を抱えるひとり親。障害児の介助等で定職に就けず、自分も精神障害があることをCWに話した。 児童手当や障害者手当をやりくりして生活している状況を伝えると CWは笑いながら、働いて得る収入がないことを馬鹿にする態度をとった。ひたすら、すみません、と謝った。=利用者・家族等 ・金銭管理団体との契約を同居の母がした時、保護を受けて以降の一部未払いの保護費が総額で30万円を超えていた。 その際、私が学生時代のアルバイト収入が未申告だったとして10万円が差し引かれ、それ以降も毎月保護費から一定額を返還させられた。 ・長女からの仕送り収入が月額1万8000円、妹からの現物援助が月額5000円あるとして 毎月合計2万3000円が引かれ、生活扶助費は4万3000円ほどだった。 しかし、実際にはこのような仕送りや援助はない。仕送りや援助があるか私に確認があったこともない。 長女は仕送りする経済的余裕がなく、交流もない。=利用者・家族等 過去に生活保護を利用していたが、持病が悪化して収入がなくなり、再び生活保護の申請をするために窓口に出向いた。 しかし、職員から「何で働かない」「保護が大変なのは知っているだろう」「フードバンクなら紹介する」といわれるだけで申請に至らなかった。 その後、病院に入院となり、病院が自分の代わりに保護申請手続をした。来院した職員は「入院する前に電話一つできないのか」と私を責めた。=利用者・家族等 ・税滞納のため自宅を公売されホームレスになった人が、生活保護の申請に出向いたが、「住所がないと申請できない」 「施設に入所して、そこで保護申請をするように」として、他市所在の施設見学を案内された。=福祉関係者 週に一度、レシートをつけて家計簿をCWに報告していた。生理用品の購入を知られるのは嫌だったし、レシートのない自販機で飲み物を買うことさえなじられ、苦痛だった。=利用者・家族等 ・1日1000円の分割支給であり、社会福祉協議会の金銭管理を受けていた。CWからは、レシートを週に一度持参すること 市役所に来るときはYシャツにネクタイ、革靴で来るようにと言われていた。さらに、ひらがなや漢字の書き取り練習をさせられた。=利用者・家族等 ・申請がなかなか出させてもらえず、申請を受理してもらった後の自宅訪問の際、CWが勝手に冷蔵庫を開けて、「卵が4個も入っている」と言った。その後申請が却下された。=利用者・家族等 ・母子世帯。県外で生活保護を受けていた。桐生市へ転居して生活保護申請をしたが、CWからどうして桐生に来たのかと執拗に問われ、前のところに戻るよう圧力をかけられた。さらに家族全員の顔が見たいと言われ、子ども全員を窓口に連れて行くことになった。=利用者・家族等 ・子ども4人を抱えた母親の身であったが、「生活保護を受けるのは恥だ」「自立するように」など保護を受けさせたくないという姿勢をCWから示された。 保護を受けているとき、週に1度、ハローワークに通い、保護課に出向いて、保護費を分割支給された。 しかも週に1万円しかもらえず、ノートにレシートを貼り、所持金と照らして1円でも足りないとCWから問い詰められた。 保護を受けて半年ほどで、半強制的に保護を打ち切られることになった。その際、CWから「次に生活保護を受けるなら、今回よりもっと厳しくなる」 「子どもを養えないということだから、児童相談所に子どもを預ける」などと暴言を受けた。=利用者・家族等 生活ニュースコモンズ 2025年3月18日7:39 3 : 悲惨やな…