1 : 安倍晋三元首相暗殺事件の公判開始が決まらない。事件からすでに2年8カ月が経過したが、殺人罪などに問われた山上徹也被告の裁判員裁判に向けて奈良地裁で続く非公開の公判前整理手続きが長引いている。日本保守党の島田洋一衆院議員が18日、同院法務委員会で質問した。 (中略) 島田議員の質問を受け、法務省の森本宏刑事局長はまず、「個別事件に関わる事柄でありまして、また公判記事の指定については裁判所の判断に関わる事柄であるため、法務省としてはお答えするのは差し控えます」と語った。 さらに、森本氏は「あくまで一般論として申し上げますと、裁判所は公判前整理手続きに付された事件については、充実した公判の審理を継続的かつ計画的かつ迅速に行うことができるよう、十分準備が行われるようにするとともに、できるだけ早期に終結されるように努めるものとされております。訴訟当事者であります検察官においても、裁判所の手続きを速やかに進むよう協力しているものと承知しております。個別事案によってやはり事情が違いますので、そこについてはなかなか申し述べることは難しいことかと思います」と答弁した。 これを受け、島田議員は、鈴木馨祐法相に対し、「日本の警察、検察の能力、司法システム全体に対する疑念を呼びかねないので、大臣として情報提供してください」と要請した。 島田議員は国会質問後、産経新聞の取材に応じ、「安倍氏は国際的にも評価され『3回目の首相登板』もあり得た人物。その事件の公判が2年8カ月も過ぎて始まらないのは、極めて異常な事態だ。国民も不思議に思っている。私が法務省関係者に聞くと、『一般論しかいえない』といいながら、『公判前整理手続きが難航しているようだ』という。一体どういうことなのか。本来、自民党の旧安倍派の議員が質問すべきだが、誰も聞かない。今後も問いただしていくしかない」と語った。 3 : 市中引き廻し後打ち首獄門晒し首だから…