1 名前:昆虫図鑑 ★:2025/03/18(火) 16:40:28.25 ID:FT6StLqq.net 成長も投資も鈍化、「韓国カルチャーピーク」到来か 韓国カルチャーの成長基盤が揺らいでるという警告音があちこちで現れている。世界が熱狂する韓国映画とウェブコミック、大衆音楽分野の成長が止まり、一部では後退する様相だ。質の高い文化商品を持続的に作り出せるよう制度的な後押しが必要という指摘が出る。 大きな危険信号のひとつは韓国コンテンツの主要原点の役割をするウェブコミック市場の縮小だ。韓国漫画映像振興院によると、昨年登録されたウェブコミック作品数は1万8792件で、前年の2万141件より6.7%減少した。韓国国内34のプラットフォームで連載情報が確認された作品を集計した結果だ。新作数減少幅はもっと大きい。昨年登録されたウェブコミック新作数は1万4723件と集計された。1年前の1万7245件より14.6%減った。 コロナ禍の状況で利益を得て2023年まで好調を見せたウェブコミック産業は消費不振などの余波で成長が鈍化する様相だ。韓国漫画映像振興院関係者は「昨年ウェブコミック市場が全体的に萎縮したことを統計的にも確認した。今年も一部プラットフォーム終了などの余波でこうした雰囲気が続くだろう」と予想する。 人気ウェブコミックはドラマ、映画、ミュージカルなどに再加工され韓国コンテンツを世界に知らせるのに寄与してきた。ウェブコミック「未生」「梨泰院クラス」などはドラマ化され世界へ広がり、日本などではミュージカル化もされた。今年ネットフリックスのテレビ部門で世界2位にまで上がった『トラウマコード』をはじめ、動画配信サービスで人気を呼んでいる『スタディグループ』『善意の競争』などもウェブコミックが原作だ。文化評論家のキム・ギョソク氏は「最近韓国コンテンツが脚光を浴びたのはウェブコミックの力が大きかった。韓国のウェブコミック市場不振は韓国コンテンツ全体に悪影響を与えかねない」と懸念する。 世界をさらったK-POP市場にも赤信号が灯った。ハントチャートが集計した昨年のK-POP音楽ソフト総販売量は8777万枚で1年前の1億359万枚より15.3%減った。インドネシアやタイなどK-POP主要消費国に挙げられる東南アジアでK-POPの地位は以前と同じではない。最近の日本経済新聞によると、東南アジアのオンライン音楽サイトで韓国曲のシェアが落ちていることが明らかになった。インドネシアの場合、自国曲のシェアが2021年の23%から昨年は35%に12ポイント上がったのに対し、同じ期間に韓国曲の消費シェアは12%から8%に4ポイント減った。 韓国の映画市場不振は長期化している。映画館入場券統合電算網によると昨年韓国で映画を見た観客数は1億2313万人で、1年前の1億2514万人より1.6%減少した。年間最大観客数を記録した2019年の2億2668万人と比較すると45.7%減った。動画配信による映画消費パターン変化と内需不振の余波が続いている。 韓国カルチャーの将来もくもっている。未来の収益源創出に向けた投資規模が減っているからだ。韓国中小ベンチャー企業部によると「映像・公演・音楽」分野のベンチャー投資規模は昨年4937億ウォンで前年の6473億ウォンより23.7%減少した。投資業界関係者は「ネットフリックスのような世界的配信サービスの登場にともなう制作費増加と競争激化で韓国カルチャー関連企業に対する投資魅力度が落ちたため」と分析した。 これに伴い、文化投資に対する負担を制度的に減らさなければならないという診断が出ている。デジタル産業政策研究所のノ・チャンヒ所長は「コンテンツ産業は韓国に及ぼす影響が広範囲だ。公演コンテンツ制作費の税額控除新設など投資負担を減らせる制度的改善が必要だ」と話した。順天郷(スンチョンヒャン)大学グローバル文化産業学科のクァク・ギュテ教授は「コンテンツ輸出を通じて韓国カルチャーを広げた企業に対する褒賞などの支援案を考える必要がある」と説明した。 引用元:…