1 名前:ばーど ★:2025/01/28(火) 17:47:40.66 ID:e2Kbu+/K.net 「謎の韓国人ボクサー」 (略) キムは韓国でもほとんど知られていない無名選手で、国民の関心は決して高くなかった。とはいえ、最上級のボクサーである井上とのビッグマッチは少なからず母国メディアの注目を集め、試合はtvN SPORTS(有料)で生中継された。 試合前はネットニュースにも異例の対決を報じる記事があふれた。 『勝率5.6% キム・イェジュン プロボクシング歴代最高の“異変”に挑戦』(MKスポーツ) 『19年ぶりに韓国のボクシングチャンプが誕生するか…キム・イェジュン “最強”井上尚弥を相手にタイトル戦』(イーデイリー) 前述の「イーデイリー」は『4階級を制覇し、派手な戦績も井上尚弥を輝かせる。28戦無敗。そのうち25回KO。まさに世界最強という称号が似合うボクサー』と“モンスター”の功績を伝えつつ、『絶対的な劣勢が予想されるが、キム・イェジュンは異変を狙う覚悟だ』と期待を煽った。 さらに同じ記事では『キム・イェジュンが井上を倒せば、2004年にWBC世界フェザー級チャンピオンに輝いたチ・インジン(池仁珍)以来、19年ぶりの韓国人王者が誕生する』と、韓国ボクシングの歴史を盛り込み、歴史的勝利に一縷の望みをかける思いが感じられた。 元IBF・WBA世界スーパーミドル級王者のパク・チョンパル(朴鐘八)もYouTubeで「これは神様がくれた一世一代のチャンス。勝率5%と言われているみたいだが、1%でも勝つ可能性があればボクシングはそれが希望になる。恐れる必要はない。堂々と戦えばいい」と後輩にエールを送っていた。 「井上尚弥は巨大な壁だった」 ただ、やはり敗戦後の報道は、井上の強さを称えるものばかりだった。 『あまりにも高かった“モンスターの壁”…18年ぶりに世界チャンピオンに挑戦したキム・イェジュン、尚弥に4回KO敗』と見出しを打った「イーデイリー」は『始まる前からある程度、結果が予想された試合。世界11位のキム・イェジュンは25戦21勝(13KO)2敗2分だが、相手があまりにも強すぎた』とし、「ニュース1」も『キム・イェジュンにとってはチャンピオンになれる絶好のチャンスだったが、井上は巨大な壁だった』と報じている。 メディアの反応は予想通りだったが、驚きをもってこの試合を見つめていたのが、在日コリアン3世で元WBA世界スーパーバンタム級王者の李冽理(リ・レツリ)だ。 「驚いたのは、しっかりとした技術で井上を相手に本気で“勝ちに行っていた”ことです」 来日したキムが調整を行っていた横浜光ボクシングジムの所属だったこともあり、周辺情報に詳しかった。 「キムの実力的には日本ランカーレベルで、井上に対抗できる選手ではないとの話は周りからよく聞いていました。急きょ決まったので韓国陣営も応援団の段取りはできなかったでしょう」 実力差で敗れたとはいえ、称えるべき点もあった試合を振り返る。 ■李を驚かせたキム・イェジュンの作戦 「一般の選手だったら玉砕覚悟で突っ込んで、一発当たればいいかなくらいの戦い方をすると思うんです。“万が一”というのはそういう展開しか出てこないから。でもキム選手は距離を見て、技術を使って対応していた。自分としては心の中で『そうじゃないだろ』と思っていたのですが、技術面でしっかり対応もできる選手だなと感じました。 もう一つ称えるなら、本当に短いスパンで体重調整をしてきたこと。大きなチャンスが転がってきた反面、“かませ犬”と見られ、本当に見ていられない試合になる可能性もあったわけです。勇気ある決断だったと思います。十分な実戦練習もできておらず、無理なお願いの中で、それでも体を作ってリングに上がったのは素晴らしかったと思います」 さらに今回の試合を受けた決断の意味を、単なる個人の判断だけではないことも強調する。 「世界戦となると国を背負って戦うわけです。国の代表として戦うことを考えるとものすごく勇気がいったと思います。ましてや韓国はその意識が強いし、相手はライバルの日本。簡単に負けるわけにはいかないし、噛みついてやるという意気込みは伝わってきましたよ」 以下全文はソース先で Number Web 2025/01/28 11:03 ※関連スレ 【ボクシング】 “ロッキーを真似た”挑発行為は欧州でも話題に…「向こう見ずな挑戦者はイモ袋のように倒された」 ★2[1/27] [ばーど★] 引用元:…