1: 昆虫図鑑 ★ 2025/09/30(火) 16:37:38.33 ID:IWdcKbMs 韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2025年9月29日、大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」イ・ジョンフ外野手(27)の特集記事を組み、「様々な面で物足りないシーズンとなった」と今シーズンを総括した。 ■今季は打率.266、8本塁打、55打点、10盗塁 韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズに所属していたイは、23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに入団した。 米メディアによると、6年総額1億1300万ドル(約164億円)の大型契約を結んだという。 韓国プロ野球(KBO)リーグ時代は、毎年のように安打を量産し、「韓国のイチロー」と称されたイ。21年シーズンには、打率.360と驚異的な数字を記録し、翌22年シーズンは、打率.349、23本塁打、113打点の活躍を見せた。 大リーグ1年目の24年シーズンは、5月上旬に左肩を負傷し戦線離脱した。6月に左肩の手術を受け、戦列に復帰することなくシーズンを棒に振った。 今シーズンは、センターのレギュラーとして150試合に出場し、打率.266、8本塁打、55打点、10盗塁。出塁率と長打率を合わせたOPSは.734だった。 チームは29日にコロラド・ロッキーズと対戦し、今シーズンの全日程を終えた。ナ・リーグ西地区3位で、ポストシーズン進出を逃した。 実質的に大リーグ1年目となったイの今シーズンを、地元韓国メディアはどのように評価したのか。 「スポーツ朝鮮」は、「イ・ジョンフ、笑顔なくシーズン終了...チームは4年連ポストシーズン進出逃す」などのタイトルで、イの今シーズンを総括した。 「バラ色の展望は現実のものとはならなかった」 同メディアによると、イは4月の月間打率が.324だったが、5月は.231、6月は.143と低迷し、打順が下位になることもあった。夏場に調子を戻し、8月から9月にかけて打率3割台を記録した。 記事では「イ・ジョンフにとって、様々な面で物足りないシーズンとなった。チームとしても、個人成績としても、冷静に見て満足できるものではなかった。特に戦力が弱いサンフランシスコの立場では、今年イ・ジョンフを主力として据え、外部からの補強などで巻き返しの可能性を模索したが、これも終盤の粘り不足で失敗し、バラ色の展望は現実のものとはならなかった」と指摘し、こう続けた。 「チームの不振は、イ・ジョンフに向けられた矢となって返ってきた。アメリカ現地メディアでは、チーム内での高額年俸選手であるイ・ジョンフに対し、幾度となく辛辣な批判を浴びせた。ポストシーズン敗退が確定した27日のコロラド戦では、イ・ジョンフが外野守備中にアウトカウントを誤認し、イニング終了前にボールを観客席へ投げてしまい、相手に自動進塁権を与えるハプニングも起きた。チーム内で高額年俸を受け取る彼に対しては、より厳しい評価が続くのは避けられない」 今シーズンの打率.266は、ナ・リーグ23位。大リーグ3年目の来シーズンは、どのようなパフォーマンスを見せるのか。地元メディアによると、イは30日に韓国に帰国し、来シーズンに備えるという。…