1:名無しさん+:2024/11/26(火) 08:37:43.60 0 ■「ファミレスでいつも素うどん」への辛辣なコメント ネット上でも母親が助けを求める声や漏らす愚痴に世間は非常に厳しい。 10月の終わり、SNSで『母親になって後悔してる』の本文(p88-p89)を引用した、翻訳家でエッセイストの村井理子さんのポストがバズっていた。 ---------- 「家族でファミレス、お母さんは子どもも食べられるよう素うどんを頼む。夫は特に気にせず激辛担々麺。 ようやく子どもが食べ終わったあと、テーブルに残っているのは食べ残しの伸びた素うどんだけ。それをかきこむ日常。 自分の好物も忘れる生活。辛すぎる。 #母親になって後悔してるといえたなら」 ---------- これに対して、被害者意識が強すぎる、夫とコミュニケーションを取れば済むことだ、親の自覚がなさすぎる、などの辛辣なコメントが嵐のように寄せられていた。 おそらく子育て中の女性と思われるアカウントからも、生理的嫌悪が丸出しとなった拒絶的なコメントが爆発していたのが印象的だ。 一人で育てることになって困っている女性や、自分の食べたいものを言語化したり夫にも要件を伝えたりできないほど自分自身を透明にして「母親」をやっている女性の、ようやく口から出てきたつぶやきにも世間は容赦ない。 ネットを見ているだけでは、「被害者意識をこじらせた自業自得」と叩かれる人たちに一体何があったのかを知ることは難しい。 本書では、彼女たちに起こった出来事が、その視点からじっくりと語られる。 何を抱えてきたのかを知った瞬間に、彼女たちを責めるような言葉は体内に引っ込み、「ではどうしたらいいか」という具体的なアイディアが生まれるチャンスにもなるだろう。 元記事:…