
1: 名無しのスコールさん 2025/09/29(月) 20:34:42.05 ID:5U51hMlW0NIKU 【特別報道】虹は迫害の印だった? 13世紀スペインの衝撃史実、LGBTQ+コミュニティに激震 希望、多様性、そして愛の祭典。世界中のLGBTQ+コミュニティにとって、レインボーカラーは半世紀近くにわたり、抑圧からの解放とプライドの象徴であり続けてきた。しかし、その虹の旗が今、根底から揺らいでいる。スペイン・マドリードのコンプルテンセ大学の歴史研究チームが、13世紀のアラゴン王国において、レインボーカラーが「同性愛者迫害の象徴」として、異端審問官によって使用されていたことを示す古文書を発見したと発表。この衝撃的な事実は、コミュニティに深い動揺と混乱をもたらし、世界最大級のプライドパレードであるマドリード・プライドの主催者は、来年以降のレインボーフラッグ使用禁止の可能性も視野に入れていると明言する事態に発展している。 この歴史を揺るがす発見は、中世イベリア史の権威であるイサベル・フェルナンデス教授の研究室からもたらされた。教授のチームは、サラゴサの古文書館に眠っていた、これまでほとんど調査されてこなかったアラゴン王国時代の異端審問に関する記録をデジタル化し、分析するプロジェクトを進めていた。その過程で、ある特異な記述に突き当たったのである。 1288年の日付がある羊皮紙の記録には、異端審問所の規則に関する詳細な記述があった。その中に、研究者たちの目を釘付けにした一節が存在した。 「『ソドミーの罪』、すなわち自然に反する肉欲の罪を裁き、根絶する使命を帯びた審問官及びその補佐官は、その職務を遂行するにあたり、神の聖なる契約の証たる『七色の帯(Cinta de Siete Colores)』を左腕に装着せねばならない。この虹(Arco Iris)は、大洪水の後、神が二度と堕落した人類を水で滅ぼさぬとノアに誓った印である。我ら審問官は、この印を掲げることで、地上から罪を洗い流し、神の秩序を回復する神聖な代理人であることを示すものである」 フェルナンデス教授は、当初この記述を信じることができなかったという。「虹が、浄化と裁きの象徴として、しかも同性愛者を断罪する者たちのシンボルとして使われていたとは、まさに青天の霹靂でした。我々は当初、何かの比喩表現か、あるいは誤訳ではないかと疑いました」と、教授は当惑気味に語る。 しかし、調査を進めるにつれ、これが単なる記述ではないことが明らかになっていった。他の裁判記録や個人の日記、さらには当時の風刺画からも、同様の証拠が次々と見つかったのだ。ある裁判記録では、同性愛の罪で告発された男性が、「虹の男たち(los hombres del arco iris)に連行された」と証言していいる。 これらの証拠から、13世紀のアラゴン王国において、レインボーカラーが特定の異端審問官、すなわち「同性愛狩り」を専門とする部隊の識別章として、意図的に使用されていたことがほぼ確実となった。 現代において「多様性」の象徴とされる虹が、なぜ700年以上前には「迫害」の象徴となり得たのか。フェルナンデス教授は、その背景に当時の宗教的・社会的文脈があると指摘する。 13世紀のスペインは、レコンキスタ(キリスト教国によるイベリア半島の再征服運動)の真っ只中にあった。カトリック教会は、支配地域における権威を確立するため、異端や非キリスト教的な価値観に対する取り締まりを強化。アラゴン王国で設立された異端審問所は、カタリ派などのキリスト教異端だけでなく、ユダヤ教徒、イスラム教徒、そして同性愛者も厳しく断罪した。 引用元: ・…