1 名前:@仮面ウニダー ★:2024/11/16(土) 13:45:30.90 ID:GyAj2fa7.net ー前略ー ・北朝鮮兵は「弾よけ」 韓国の市民団体「自主国防ネットワーク」の李逸雨(イ・イルウ)事務局長によれば、ウクライナ軍の陣地に近い4つのロシア軍部隊に、 それぞれ1個大隊規模の北朝鮮兵が投入されている模様だ。編成をみると、北朝鮮兵30人に対し、ロシア軍から将校3人、通訳1人、 補給担当1人、重火器担当1人の計6人が対応している。 北朝鮮兵には突撃銃や対戦車ロケットランチャーなどが支給されているが、戦車や装甲車などは与えられていない。 李氏は「編成を見る限り、北朝鮮兵はウクライナ軍の弾薬を消耗させる『弾よけ』として最前線に投入されているとみるべきだ」と語る。 クルスク州に配備されたロシア兵は、ウクライナ軍のドローン(無人機)に苦しめられてきた。 ロシア兵がウクライナ陣地まで10キロ圏内に入ると、ドローンが手榴弾を雨あられと降らせてくる。 クルスク州には、ウクライナ・ブチャで虐殺行為を働いたロシアの部隊も投入されているため、復讐に燃えるウクライナ軍の士気は高い という。 ・北朝鮮兵士を襲うドローン ロシア軍は、ドローンへの指示電波を妨害する「ドローン・ジャマ―」を使っているものの、装備の問題から十分な効果を挙げていない ようだ。また、ウクライナ軍は指示電波が切れた場合に周辺の敵と識別できた目標に自爆攻撃を行うようプログラムしたAI(人工知能) を備えたドローンも使っている。 ウクライナ軍のドローンはカメラのほか、赤外線センサーも備えている。兵士が隠れても、体温によって検知されて攻撃を受けるという。 ロシア軍に比べ、北朝鮮軍はドローンとの戦いを経験していない。「弾よけ」として使われる状況も重なり、更に死傷者が増えそうだ。 韓国政府によれば、ロシアに派遣された北朝鮮兵には特殊作戦軍の兵士もいるという。 朝鮮中央通信が10月4日、特殊作戦部隊の基地で行われた訓練として配信した写真を見ると、どの兵士も筋骨隆々の体格だった。 10月2日に訓練を視察した金正恩総書記も「一騎当千の万能戦士に育った誇らしい軍人」と語ったほどだ。 ・筋骨隆々の兵士たちが思わぬ苦戦? ただ、特殊作戦軍の兵士はゲリラ戦には秀でた能力を持っているものの、クルスク州はところどころ森林があるとはいえ、 基本的に平野が広がっており、隠れる場所も少ない。 北朝鮮兵は現地に入って2週間ほどで戦闘に投入されているため、地理研究も十分ではなく、相当な苦戦を強いられるだろう。 ロシアは外国人傭兵1人につき4600ドルのボーナスと月給2000ドルを支給しており、北朝鮮兵にも同等水準の給与が支払われると みられる。月給500ドルから800ドル程度と言われるロシアや中国に派遣された北朝鮮労働者に比べれば好待遇だが、 命を懸ける値段としては安すぎる。しかも、ほとんどが北朝鮮の外貨稼ぎとして国家に上納されるとみられる。 そもそも、今回、ロシアに送られた北朝鮮兵たちはどんな人々なのか。北朝鮮では男子の場合、高級中学校(高校)を卒業すると、 大学進学者などを除いて基本的に徴兵される。兵役期間はかつて10年程度だったが、最近は7年に短縮されたという情報もある。 韓国の2022年版国防白書によれば、北朝鮮軍兵力は128万余り。米グローバル・ファイヤーパワーが今年1月に公開した資料によれば、 北朝鮮の現役兵員数は132万人余で、中国、インド、米国、ロシアに次ぐ世界第5位の規模を誇る。 ・30人中29人が「殴打を経験」 ただ、脱北者や専門家によれば、この数字には裏がある。北朝鮮軍兵士の大半は建設労働や農業などに駆り出され、「無償の労働力」として使われている。労働力とみなされている兵士たちは、軍事訓練をほとんど受けたことがない。李逸雨氏は「こうした兵士は戦闘能力を持っていない」と指摘する。専門家の間では、戦闘能力を持つ北朝鮮兵士は40万から60万人程度だとみられている。 ー後略ー 牧野 愛博 全文はソースから 文春オンライン 11/16(土) 6:12配信 引用元:…