1: 煮卵 ★ 2024/11/12(火) 18:04:12.85 ID:q2t0VHNU9 ◼世界2位のチェーンが「日本だけ苦戦」 世界一店舗数が多いファーストフードチェーンといえば? この質問には、おそらく誰もが口を揃えて「マクドナルド」と答えるだろう。 では世界で約3.9万店舗を誇るマクドナルドに次ぐ2位のチェーンとは―― スターバックス? ケンタッキー? 実はどちらでもない。 答えは「サブウェイ」だ。 アメリカに本社を置くサブウェイは、世界100以上の国と地域で約3.7万店舗を展開する超巨大飲食店チェーン。 その看板商品といえば、天命の由来にもなっている長楕円形の「サブマリン(潜水艦型)サンドイッチ」。手軽にたっぷりの野菜が食べられるとあって、創業から約60年にわたって永く愛されている。 一時はマクドナルドを凌ぐ店舗数を誇っていたサブウェイ。 そんなチェーン界の《巨艦》が唯一、苦戦を強いられている国がある。そう、日本だ。 最盛期となった2014年には国内で約480店舗を展開していたが、その後、閉店が相次ぎ、現在ではピークの3分の1、約180店舗までその規模を減らしている。 その数はマクドナルドやケンタッキーはおろか、ロッテリアやバーガーキングを下回っており、世界規模のチェーンとしてはあまりにも寂しい状況にある。 だが、ここへきて突然、サブウェイに「救世主」が現れた。 10月25日、外食産業の雄「ワタミ」がサブウェイとの間でマスターフランチャイズ契約を締結し、日本サブウェイを完全子会社化すると発表したのだ。 ◼《新しいオモチャ》を手に入れて… マスターフランチャイズ契約によって、ワタミは日本においてサブウェイを独占的に展開する権利を得た。また、現状ある約180店舗の運営権もワタミに移る形だ。 「居酒屋というイメージから、『サブウェイのワタミ』という代名詞に変え、若年層からの支持を得たい。サブウェイには大きな可能性を感じており、ワタミらしさを発揮しながらサブウェイの挑戦を支えていく」 25日の記者会見で、ワタミの渡邉美樹会長兼社長はこのように述べ、自信をのぞかせていた。また2025年の2~3月には都内に新たなフラッグシップ店を出店、さらに長期的には3000店舗の展開を目指すなど、壮大な計画を立ち上げている。 だが、この会見を見た業界関係者たちの目は、実に冷ややかなものだった。 (略) ◼日本人の性格と絶望的に合わない かくしてサブウェイを手に入れたワタミ。はたして《勝機》はあるのだろうか。 現状、サブウェイが扱う「サンドイッチ」そのものには追い風が吹いている。 市場規模(2023年)こそ123億円と、ハンバーガー(9811億円)やチキン(1776億円)には劣るが、それでも健康志向を背景に、2028年には155億円まで拡大する見込みとなっている。だがそれでも「ワタミのサブウェイ」が成功する確率はきわめて低いと、永田氏は指摘する。 原因はサントリー時代から変わらない、「日本人にさっぱり流行らない」サブウェイのシステムそのものだ。 「メニューから好きなサンドイッチを決め、パンを選び、トッピングを追加し、さらに好みの野菜、ドレッシング・ソースをチョイスする。この一連のオーダーシステムが日本人に合わないことはもはや説明不要でしょう。 日本の外食産業では、ある程度『メニューの大枠』が決まっていることが成功の要因の一つとされています。優柔不断で選ぶのが苦手な日本人にとって、メニューを絞ってあげるほうが性に合うのです。 また、サブウェイが欧米を中心に根強い人気を誇っている理由は、美味しさ以上に、オーダーシステムを通じて《店員とやり取りできる》ことに楽しさを感じているから。この楽しさは、知らない人との気軽な会話を避けがちな日本人には、やはり感じづらいのです」 全文は↓ [現代ビジネス] 2024/11/12(火) 7:34 引用元: ・「ワタミのサブウェイ」成功率は”かぎりなく低い”と言える残念な理由…「日本人にさっぱり流行らない」のはなぜなのか [煮卵★]…