1:名無しさん@涙目です。:2024/10/15(火) 11:59:11.88 ID:92MgVWu90 BE:662593167-2BP(2000) 2030年にすべての自動車をEVに――欧州勢が掲げた目標はやはり無謀なものだった。再び脚光を浴びるのが日本のHV技術である。いずれEV化は避けられないにしても、いまはそのときではない。 今年の夏も耐え難いほどの猛暑が日本列島を襲った。地球温暖化、いや「地球沸騰」の影響は誰の目にも明らかだ。 もちろん、猛暑はアジアだけの現象ではない。欧州でもここ数年、毎年のように熱波が襲来し、欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスは今年の7月22日が観測史上「最も暑かった日」だと発表した。 地球を温める作用のある二酸化炭素の排出を少しでも減らさなければならない。欧州各国や自動車メーカーが旗を振ってきた電気自動車(EV)普及の流れは、この危機意識が背景にある。 「\'97年に京都市で行われた地球温暖化防止のための京都会議、いわゆるCOP3で、温室効果ガスの排出削減に数値目標が設けられました。これが出発地点となり、自動車の電動化が加速しました。 さらに欧州は\'22年に一歩踏み込んで、\'35年に欧州域内で二酸化炭素を排出する乗用車と小型商用車の販売を禁止することで合意(環境に良い合成燃料を使う燃料車は除く)。\'35年以降は欧州で原則EVしか売ってはいけなくなりました」 (続きは以下URL)…