1: ビブリオ(茸) [US] hDStfETS0● BE:632443795-BRZ(11000) 2025-09-26 18:40:26 sssp://img.5ch.net/ico/gikog_pimiento.gif 高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速 日刊ゲンダイDIGITAL 2025年9月26日 11時7分 完全にやってしまった。10月4日投開票の自民党総裁選で有力候補のひとり、高市前経済安保相が急減速。最大の原因は、22日の所見発表演説会での“珍スピーチ”である。 高市氏は地元・奈良県の奈良公園にすんでいる鹿について「気にかけずにはいられない」とし、外国人観光客の中に「足で蹴り上げる、とんでもない人がいる」と発言。神社の鳥居を鉄棒のようにして遊ぶ人がいる、とも言っていた。 いわゆる「外国人問題」を提起する文脈での発言だったが、24日の日本記者クラブ主催の討論会で「根拠はあるのか」と問われると、高市氏は「自分なりに確認した」と言い張った。ところが、いつ、どう確認したのかといった詳細を語ることはなかった。そのため「SNSで流れている動画を見ただけで発言したのでは」(政界関係者)と疑いの目を向けられているのだ。 さらに、首相就任時の靖国神社参拝について、前回総裁選では「参拝する」と言っていたのに、今回はゴニョゴニョ。「適切に判断しなければいけません」と態度を後退させたのは、保守色を出し過ぎないようにし、広く支持を集める狙いがあるのだろう。だが、逆に「岩盤保守層が離れるのは確実」(自民関係者)とみられている。 急に“よそ行きの服”を着たところで、ゴリゴリ右派の本性を隠せると思ったら大間違いだ。 さらに、投票資格のある党員・党友が前回総裁選時の約105万人から14万人も減ったのも高市氏の逆風となりそうだ。 「離れたのは、自民党に失望し参政党や国民民主党に流れた保守層がメインだとみられている。高市さんとしては主な支持層がゴッソリいなくなってしまった可能性があるわけです。前回総裁選では、トップの党員票を獲得したが、今回は微妙だ」(官邸事情通) 陣営もドン引き 議員票も厳しくなりつつある。「何より痛かったのは、『鹿ショック』です」と言うのは、ある自民党関係者だ。 「ウケを狙ったのでしょうが、まるで奈良市議選か何かの候補者の演説かと見まがうほどローカルな中身。総裁選で言う話ではない。陣営関係者の一部も高市さんの演説にはドン引きしているほどです。党内で唯一、40人規模の派閥を存続させている麻生最高顧問も高市さんを見限ったと聞きます。議員票もどこまで伸びるのか」 時事通信が25日までに実施した党所属議員への支持動向調査によると、小泉農相が2割超を固めてリード。高市氏は1割強と苦戦する一方、林官房長官が2割弱と健闘しているという。ダークホースとみられる林氏の後塵を拝すとは、やはり「鹿ショック」の影響は大きいのか。 高市氏とは別の候補を支援する自民党議員はこう言う。 「ギョッとしたのは、所見発表演説会で万葉集に収められた大伴家持の和歌『高円のぉ~』と歌いだしたこと。あれで彼女の支持を決める人がどれだけいるというのか。1回目の投票で過半数を得る候補が出ず、小泉さんと高市さんの決選投票になるとの見方がありますが、高市さんは沈んでしまうのではないか。小泉さんが1回目で勝ち切るか、『小泉VS林』の決選投票になる可能性が出てきました」 奇策は完全に裏目だ。…