586: 名無し:14/09/11(木) 17:24:01 ID:ziZVoKfzh 私はお酒が飲めない。全く飲めない。日本人でも数パーセントだというアセトアルデヒド非活性型だ。 パッチテストすれば肌が完熟イチゴの赤になる。飲んだら病院行かないといけない。 致死的に飲めないせいか、飲み物でも漬物でもアイスやチョコなどのお菓子、初めて見る料理でも、 見るだけで何となく「酒入ってる」とわかる。匂いなのかもしれないが、とにかくわかる。 0.03%のアルコール含有のアイスでもわかった。 というわけなのだが、学生時代も社会人になってからでも、酒を飲ませようとする人が現れる。 「乾杯くらい」とか「お祝いだから」とか「これは悪酔いしないから」とか色々言われる。 私も自分の健康がかかってるので、「全く飲めないたちで」とか「今日はちょっと薬を飲んでて体調が」とか 穏便に断るけど、最後はもう無視したりする。 新卒で就職した、まあまあ名の知れた建設会社の新歓会でも、「一杯くらい」と上司に散々言われ最終的に 強めにお酒を断ったんだけど、トイレから戻ったら、飲んでたジャスミン茶のグラスにウィスキー混ぜられてた。 もうグラス見てわかるし、その上司の気持ち悪い笑顔と周りの人の「大丈夫かなー」みたいな顔でもう、 バレバレだった。「あー私なんて、倒れても死んでもどうでもいい新入社員なんだな」と思ったらもう無力感に襲われて、 飲み屋の厨房に「すいませーん、急性アル中で一人倒れそうなので救急車すぐにお願いしまーす」って言って、携帯で 110番して「上司に酒を強要されて、死にそうです、助けて下さい、場所は○○駅の○○です」って言って電話切った。 それからグラス一気飲み。 すぐ顔がカーっとして眩暈と吐き気がして天井を見た後は、記憶が消えた。…