1: 煮卵 ★ 2024/07/27(土) 19:51:18.67 ID:HlJUXDmP9 最近、おじさんが意外な場所で働く姿を見かける。給料が上がらない、本当に年金もらえるの? AIに仕事を奪われる…! 将来の不安から副業をはじめる中高年男性が増えているのだ。 おじさんたちはどんな副業をしているのか、どれくらい稼いでいるのか、あるいは全く稼げていないのか。組織をはみ出し、副業をはじめる全力おじさんの姿をより深くリポートする。 ■スポットワークは人手不足の見本市 人手不足が、日本のあらゆる職場でヒビ割れを起こしている。このスキマを埋めようと外国籍の人が投入されているが、まだまだ足りない。 今、人手が足りない職場は、アプリで「助っ人」を集めている。スポットワークである。 スポットワークとは、「タイミー」や「シェアフル」などのアルバイトアプリに掲載された、一回限りの数時間だけのスキマバイトに入るという新しい働き方だ。求人数、登録者数ともに拡大を続けており、「多様な働き方」の一つになりつつある。 業界最大手「タイミー」のアプリで東京都内の求人を見ると、飲食店をはじめ、フードデリバリー、物流倉庫の作業、配送作業、コンビニのレジ、保育士、美容師、介護施設など、まるで人手不足業界の見本市だ。 (略) タイミーの登録者は、大学生や会社員、フリーターなど20~30代が半分以上を占めるという。しかし、今後は役職定年や定年退職を迎えるミドルシニアの参入も期待されている。 スポットワークはおじさん(おばさん)でも勤まるのか。 筆者はスポットワークのアプリから「初心者歓迎」という回転寿司の求人にエントリーしてみた。日曜日の午前11時から午後3時、時給は東京都の最低賃金を17円だけ上回る1130円である。 ■「大人のキッザニア」だったタイミー体験 都内の幹線道路沿いにある寿司チェーン。 こういう日雇いをしばしば経験している筆者としては、スポット仕事の最初の難関は「従業員出入口がわかりにくい」ことだと思う。出入口を探して周囲をぐるぐる周り、遅刻しそうになることもあるので、30分くらい余裕を持って到着。 「いらっしゃいませえー!」 鉄の扉をそおっと開けると、調理場には5~6人の寿司職人が、ネギトロを巻き、バーナーでマグロを炙り、ボールに大量の玉子を割る真っ最中だった。すでに週末ランチのバックヤードは戦場と化している。 「タイミーから来ました」と告げると、以後、ここでの呼び名は「タイミーさん」である。名前は聞かれも呼ばれもしない。 調理場には主に中高年の男女が10名ほど、ホールは高校生か大学生くらいの男女が10名ほど。外国籍らしき人が1名いる。誰が社員で、バイトで、タイミーさんなのかはわからない。 壁に貼られたQRコードをタイミーのアプリで読み込ませ出勤完了。渡された板前風の白衣に着替える。なんだかキッザニア(職業体験ができるテーマパーク)みたいだ。 ボールいっぱいの魚のアラを、グツグツと煮えたぎる大鍋に入れてかき回すおばちゃんの後ろを通り、洗い場に連れていかれた。 「残飯はこっち、紙ごみはこっち。食器に洗剤は付けないでください。機械が故障する原因になるので」 今どきの飲食店に「皿洗い」という仕事はない。皿から残飯を取り除いて、食洗器に入れる仕事を命じられる。「タイミ―さん」の定番である。 オペレーションするのは2台の食洗機。 一つは回転寿司の色皿だけを洗う専用マシーン。スタート地点の水槽に皿を入れると、皿が自動でコンベアに乗せられ、洗われ、乾かされ、積み上げられていく。 もう一つは、レンジフードくらいの大きさの業務用食洗機。中ではザバァーっと暴風雨のような高圧洗浄が荒れ狂っている。 ホールとキッチンからは、汚れた皿と鍋が容赦なく持ち込まれ続けた。二つの食洗機を効率よく動かそうと皿や鍋を投入するうちに、機械の奴隷と化している自分に気づく。あっという間に2時間ほどが過ぎた。 続きは↓ [JB press] 2024/7/27(土) 17:41 ※関連記事 バイト仲介「タイミー」上場 引用元: ・【上場】「タイミー」で50回副業したおじさんに聞いたリアルな感想 [煮卵★]…