1: それでも動く名無し 2025/09/22(月) 13:06:08.538 ID:wY2DwhCSA そんなとき熱心にオファーをかけてきたのがDeNAだった。「すごい熱意で、求められているなって強く感じました」 交渉には主にDeNAの編成部長である長谷川竜也氏が当たった。藤浪晋太郎という才能豊かな投手、そして人間をどのようにしてチームに迎え入れるか。そのプレゼンは藤浪本人が驚くほどのものだった。「データや数字、動画というのは、パソコンをワンクリックすれば見られる時代ですし、そこから僕がどういうタイプの投手かわかると思うんです。けど、ベイスターズは実際に足を使って僕のことをいろいろ調べてくれていたんです。 例えば僕は昨年、プエルトリコのウィンターリーグに参加していたんですけど、シーズンが終わったあとに所属していたチームに行って、現地でピッチングの内容はもちろん、藤浪はどういう人格で、どんなメンタリティーを持っていたのかなど人間性の部分まで調査してくれていました。えっ、何でそんなこと知ってるんですか、ってことまで」 その労力と熱量に藤浪はいたく感銘を受けた。再びMLBへ向かう“仮の住処”と考えていたNPB復帰は、以前とは違うものへと変質していった。そして交渉していた長谷川氏の次の言葉が、藤浪のハートを突き刺した。「今後10年、藤浪晋太郎という選手が一線級で輝くために、一度はうちの環境でプレーしてほしい」 藤浪は感慨深い様子で吐露する。「感動しました。いの一番でお声がけをいただいて、ピッチャーとしてばかりでなく、人間としても理解してもらい、その上で獲得したいと。さすがにここまで言ってくださる球団は他にはありませんでした」 再び日本へ。藤浪は心血を注ぐがごとく、DeNAでプレーをし勝利に貢献することを心に誓った??。 2: それでも動く名無し 2025/09/22(月) 13:06:30.177 ID:J4mZ.0uSD 横浜特務機関…