338 1/3 sage 2009/09/14(月) 00:29:43 ID:nj4Acrhf0子供(小学校高学年)の頃の話。当時、自分の部屋は、畳と障子のバリバリの和室で、布団を敷いて寝る生活だった。ある晩、高熱を出して寝込んでいた自分は、真夜中にふと目が覚めた。寝込んでるときって日中もずっと寝てるから変な時間に目が覚めるんだよな。当然、電気も消えてるし障子も閉め切ってるから、部屋の中は真っ暗。でも真っ暗な中でも、目が慣れてくるとある程度(外の明かりもあって)部屋の様子が見えてくる。そんな状態で、ぼーっと寝たまま障子の方を見ていた。なんだか、部屋の様子が変な気がした。いつも見慣れてる自分の部屋なのに、どこか違和感がある。ゲシュタルト崩壊とはまた違う、なんともいえない違和感があった。で、気づいたんだ。自分の部屋の障子は、自分で開けてしまった穴が何箇所かあったんだが、心なしか、その数が多いような気がした。おかしいな、こんなに穴って多かったっけ、そう思って穴の数を数えだしたんだよ。高熱で、寝起きのぼーっとした頭で。…