1: バイト歴50年 ★ 2025/09/19(金) 19:39:25.95 ID:lV+Bic1R9 閉会まで1カ月を切った大阪・関西万博。閉幕が近づいてきたこともあって9月に入ってからは平日も大混雑となっている。その万博の会場内の外周路で走り回っているのが、大阪メトロが運営するバス「e Mover」である。 今年4月の万博開幕以来、このe Moverに使われている車両は自動運転車含め不具合が多発している。 ■北九州の企業が150台、大阪メトロに納入 これらのEVバスは中国の製造会社、威驰腾汽車(福建WISDOM)、南京恒天领锐汽車有限公司(KINWIN/YANCHENG)、愛中和汽車(VAMO)の3社によって製造されており、北九州市に本社をかまえるEVモーターズ・ジャパン(代表取締役社長・佐藤裕之、以下EVM-J)という会社が輸入し供給している。 納入の実績がほとんどなく設立間もないEVベンチャーが、いきなり万博で100台もの電気バスを納入したことを知って、当時、非常に驚いた。 しかも1社独占で100台。最終的には現在150台に増えており、さらに、大阪市内を走るオンデマンドバスも2025年3月末までに同じ大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ・大阪市交通局)に40台が納入されている。 なお、このオンデマンドバスは9月1日、大阪市福島区で中央分離帯に乗り上げる事故を起こしている。「ハンドルがきかなくなった」ことで中央分離帯に乗り上げたそうだが、回送中でけが人が出なかったことは不幸中の幸いだった。 ■両面テープがはがれてセンサーカメラが脱落 EVM-Jが輸入するバスは、大阪万博のためだけではない。全国各地にわずか2年間で300台強の電気バスを納車してきた。2022年から購入事業者にEVバスの引き渡しを始めているが、納入が本格化したのは2023年以降である。 その早すぎる納車があだとなっているのか、それらのバスでは不具合が多発している。報道されているのが、福岡県筑後市に4台納入されたEVマイクロバスだ。EVM-Jが発表したように「国内初のEVスクールバス」として市立筑後南小学校で今年4月から運行を開始したのだが、4台すべてで不具合が相次いでいるという。 ※西日本新聞「福岡・筑後市のEVバスまた不具合で使用停止 スクールバス4台、導入2週間相次ぐ誤作動」(2025年8月10日) 関係者によると、ほかにもこんな技術的トラブルが起きているという。 ・制御系統の不具合 ・始動するとクラクションが鳴り続ける ・電池関連トラブル多数 ・駆動系部品の損傷や溶接不良が頻発 ・走行中にブレーキチャンバー(トラックやバスなど大型車両のエアブレーキシステムに不可欠な重要なコンポーネント)が脱落 中には車両トラブルと言えるのかどうか分からないが、両面テープがはがれたせいで自動ブレーキのセンサーカメラが脱落した、というものもあった。センサーカメラが脱落したら当然、自動ブレーキは働かない。非常に恐ろしい。 ■使用停止中の4台に7000万円の補助金 最後に問題提起をしたいのは、不具合が多発するEVバスであっても、多額の補助金が書類提出だけで出されているという事実だ。 引用元: ・大阪万博を走る「中国製EVバス」でトラブル続出…書類だけのシンプル審査で「補助金天国」というEVバス業界の闇 [バイト歴50年★]…