
転載元: 冬月記者 ★ 2025/09/22(月) 11:24:41.11 ID:k9VFOB+G9 CNNが伝える「鬼滅」北米2週連続1位のニュース 「鬼滅」アメリカで2週連続の1位。これは日本映画では異例の達成。世界興収でも日本映画歴代トップに 9/12に北米で公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、最初の週末で驚異的な数字でボックスオフィスのトップに立ったことは、日本でも多くのニュースで取り上げられた。 では2週目はどうなるのか。9/19~21の週末の北米ボックスオフィスの結果は、「鬼滅」の2週連続1位という結果になった。 ほぼ毎週のように話題作、つまり強力なライバルが現れる北米の映画興行において、これはひとつの快挙と言えるだろう。 過去にも日本映画が北米ボックスオフィスの1位に輝く例はあった。今回の「鬼滅」のニュースの際に、取り上げられた、1999年北米公開の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』。 「鬼滅」の前に北米でのオープニング記録を持っていた日本アニメであるが、同作も公開週は1位だった。そして記憶に新しいところでは、2023年の宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』も北米で1位スタートだった。 しかし、この両作とも2週目は1位の座を明け渡している。やはり2023年に北米で大ヒットが話題になった『ゴジラ-1.0』は、ランキングで1度も1位を獲得していない。 今回、「鬼滅」の2週目でライバルとなると目されていたのは、ユニバーサルの『HIM』だった。 アカデミー賞候補になった『ゲット・アウト』などを手がけたジョーダン・ピール監督がプロデュースした、アメフトの世界で描く異次元サスペンスホラーで、じつは初日の金曜日(9/19)は、『HIM』が648万ドル、「鬼滅」が458万ドルという数字。 このまま土日も推移する可能性もあったが、やはり土日は「鬼滅」が数字を伸ばした。『HIM』の作品の評価がイマいちだったのも要因。 映画批評サイトのRorrenTomatoでは批評家28%、観客58%と低迷。対する「鬼滅」は批評家・観客とも98%という高さ(9/22現在)。 結果的に週末3日間で 「鬼滅」 1730万ドル 『HIM』 1350万ドル という差で、1位、2位というランキングになった。 ただ、数字を見れば分かるとおり、「鬼滅」は1週目の7061万ドル→2週目に1730万ドルと、75%の減少。これは新作映画での落ち幅として大きい部類に入る。というわけで3週連続の1位は、かなり難しい。 来週(9/26)は、レオナルド・ディカプリオ主演、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』など強力な作品が公開を控えている。 そうは言っても、この「鬼滅」の2週連続1位という異例の記録を、アメリカの各メディアも「これはハリウッドのスタジオにとっても、ひとつの光明」などと絶賛している。 世界での興行収入も5億5500万ドルに達成し、これはアニメだけでなく日本映画全体として歴代トップとなった、今後の数字、ランキングの推移も注目され続けるだろう。…