1:nita ★:2024/03/24(日) 16:48:33.31 ID:W27qtBSB9.net 3/24(日) 15:58配信 毎日新聞 愛知県警に配備されている三菱自動車製スポーツカー「GTO」のパトカーが県警の「顔」として各地のイベントに引っ張りだこだ。愛知、新潟両県警にだけ残る希少なパトカーで、高速隊で取り締まりなどに当たっていたが、一線を退いた後は広報課で新たな役割を果たしている。 今月17日、愛知県安城市の安城産業文化公園デンパーク内で開かれた県警のサイバーセキュリティーイベント会場に展示されたGTOの前には、体験乗車を希望する家族連れが列を作った。GTOに乗り込んだ子どもの姿を保護者らがスマートフォンで撮影。「かっこいいよ」「おまわりさんみたい」と声をかけられると、子どもたちはニッコリ笑顔を見せた。 GTOは1990年代以降、警察庁が全国の警察に導入し、愛知、新潟のほかにも複数の警察に配備されていた。愛知県警のGTOは1997年式で、総排気量は2970㏄。V字形の赤色灯と純正メッキホイールが目を引く。 元々交通取り締まり車両として配備されたが、スタイリッシュな車両の特徴などからイベント展示用に活躍の場を移していった。配備から20年以上が経過し、廃車にする計画が進められていたところ、広報課員が「広報車両として活用できないか」と待ったをかけた。2020年8月から広報課に所属し、県内各地で開かれる県警のイベントで展示されている。昨年1年間で計34回のイベントに参加した。 埼玉県行田市からGTOの写真撮影のためデンパークに駆けつけた男子高校生(16)は「GTOは直線が速い『直線番長』の異名があり、車高が低く独特の格好良さがある」とその魅力を語る。 広報課の担当者は「愛知県警のシンボルとして県警を知ってもらう入り口になってもらえれば。壊れないように大切に乗っていきたい」と話した。【山下俊輔】…