1: 蚤の市 ★ 2023/12/27(水) 14:21:29.32 ID:+z65vHhh9 このご時世に、安倍派・大塚拓衆院議員の政治資金パーティー開催 出席者も「世間は許さないでしょ」と戸惑い 自民党の大塚拓衆院議員(埼玉9区、安倍派)の政治団体が25日夜、東京・市谷のホテルで、政治資金パーティー「大塚拓君を励ます会」を開いた。安倍派(清和政策研究会)はパーティー収入を巡る裏金事件で、19日に東京地検特捜部の家宅捜索を受けたばかり。会では、政治資金制度を所管する松本剛明総務相も出席し、スピーチした。「世間は許さないでしょう」と戸惑う出席者も。識者も「国民の怒りが分かっていない」と批判する。(杉谷剛、戎野文菜) ◆200人出席 2万円支払って飲食なし 午後5時前、主にスーツ姿の企業や団体の関係者らが次々と会場を訪れ、大塚議員が出入り口の奥で頭を下げて迎えた。 受け付けは国会議員、企業団体、地元来賓、選挙区などに分かれ、数人の事務所スタッフらが1枚2万円の代金を受け取って領収書を手渡したり、事前に振り込んだとみられる人を会場に案内したりした。 出席者は200人前後。この日はテーブルはなく間隔を空けて椅子が並べられ、食事や飲み物はなし。土産の箱詰のサブレとお茶のペットボトルの入った袋が用意された。 ◆所管する松本剛明総務相も「友達だから」出席 記者が会場に入ることは許されなかった。出席者によると、大塚議員はスピーチで裏金事件について「お騒がせして申し訳ありません。政治倫理の問題をしっかりやらないといけないと思う」と語った。別の出席者は「議員は『自分は何も関係していないので、会をやりました』と言っていた」と話した。 派閥から60万円のキックバックを受けて総務相を辞任した安倍派の鈴木淳司議員の後任、松本総務相も出席。スピーチを終えて会場から出てくると「(出席したのは)友だちですから」と話した以外は「一切何も申しません」。 会は6時すぎに終了。大塚議員は会場内で、出席者を見送った。スタッフに議員への取材を申し込んだが断られ、会場内にいた議員の名前を呼んでも無言で、出入り口は閉じられた。会場の外で待ったが、議員は結局、姿を見せずにホテルを後にした。 ◆「他もやっている。先週、1日3回も行った」 出席した事業者の男性は「11月に出た自民党政治家のパーティーに比べて、今回は人が激減した。他にあいさつした国会議員が1人しかいなかったのは珍しい。この時期の開催は世間が許さないでしょ」。大企業の男性は「パーティーは他の政治家もやっている。先週なんて1日3回も行った。法律を守っていれば悪いことはないのに」と話した。 2022年の政治資金収支報告書によると、大塚議員の資金管理団体「世界システム研究所」は同年2月と12月も「大塚拓君を励ます会」を開き、計2589万円の収入があった。大塚議員は当選5回。自民党選対副委員長を務める。 本紙は26日、大塚議員と松本総務相の議員会館の各事務所に、文書と口頭で取材を申し込んだが、同日夜までに返事はなかった。 政治資金パーティー 政治家や政治団体が活動資金を得るために開く。政治資金規正法は収入から経費を差し引いた残額を政治活動に充てることを認めている。1回のパーティーで20万円を超す支払いを同一の個人や法人などから受けた場合は、政治資金収支報告書に支払った側の名前や住所が記載される。1回で1000万円以上の収入がある場合は「特定パーティー」と呼ばれ、開催日や収入額などの記載義務がある。自民党派閥の場合、1回で1億円以上を集めるケースもある。 ◆総務相は駄目だと言わなきゃいけない立場なのに ジャーナリストの二木啓孝さんの話 この期に及んでパーティーをやることに、政治的センスのなさを感じる。党が問題をこの程度としか捉えていないということ。岸田首相は早急に党改革をやると言っているけど、党に浸透していない。安倍派は統制がきかなくなっている。崩壊状態だ。総務相は駄目だと言わなきゃいけない立場なのに、出席したのは危機感のなさの表れだ。国民は怒り続けるしかないと思う。 ◆裏切ったことの重さを理解していないことに腹が立つ ノンフィクション作家の吉永みち子さんの話 国民の政治に対する怒りを感じないんですかね。さすがにパーティーは自粛していると思っていたけど、まだせっせと金集めをしているんですね。国民の信頼を裏切ったことの重さを理解していない。そこに腹が立ちます。今パーティーをやる神経を疑う。さらなる不信を覚えますよね。総務相も事の重さを考えられないんですか。想像力すらない人が閣僚で、これから選挙の管理もする。国民をなめている。 東京新聞 2023年12月27日 06時00分 引用元: ・このご時世に、安倍派・大塚拓衆院議員の政治資金パーティー開催 [蚤の市★]…