1: haru ★ 2023/12/16(土) 15:28:56.54 ID:??? TID:aru1413 SNS上を見渡すと、夫婦別姓をめぐる議論を見ない日がない。2022年3月に夫婦別姓を認めない民法や戸籍法の規定は憲法違反だとして、事実婚の男女が国に賠償を求めた訴訟で、最高裁が同規定を「合憲」とする判決を出したのはまだ記憶に新しい。 現在の民法では、結婚の際、男性または女性のいずれか一方が必ず姓を変えなければならない。結婚して姓を変える人は、女性が圧倒的に多く、全体の約95%を占める。筆者は、結婚して姓を変えた5%の男性のうちの1人である。 世界の先進国を見ると、もはや日本だけが夫婦同姓制度を維持しているのが実態にあるが、この事実もあまり知られていない。2010年に法務省が行った調査によれば、アメリカ、イギリス、ドイツなどは夫婦別姓が選べ、韓国、中国、フランスなどは原則夫婦別姓となっている。 日本で制度改正が遅々として進まないのは、依然として「家族の絆が壊れる」という考え方が一定の力を持っているからである。しかし、仮にこれが本当なのであれば、明治以前は家族の絆が壊れていたことになる。歴史的には、夫婦同姓はつい最近始まったものでしかないからだ。 仮に選択的夫婦別姓制度が実現したとしよう。それでも夫の姓に変える割合が大きく減ることはないだろう。 当たり前だが、選択肢が増えたからといって、急に人々の価値観が変わるわけではないからだ。 夫の姓になることで結婚を実感する人も多い。夫婦別姓が可能になった場合にそれを選ぶ人は男女とも2割としている民間の調査データもある。 引用元: ・【社会】「選択的夫婦別姓」実現すれば2割の男女が選択…