1: 蚤の市 ★ 2023/12/14(木) 21:29:44.74 ID:YGGAhJcm9 JR東海は14日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋間について、駅や車両基地などの建設工事の認可を斉藤鉄夫国土交通相に申請した。申請書に明記した工事完了の時期は静岡工区での着工の遅れを理由に、これまでの申請で用いていた「2027年」から「27年以降」に変更した。 静岡工区を巡っては、水資源や環境への影響を懸念する静岡県が工事に反対する姿勢を崩さず、着工のメドが立っていない。このためJR東海の丹羽俊介社長は「27年の開業は困難。新たな開業時期を示すことはできない」と説明していた。 今回、工事の完了時期を変更したことについては「27年の開業を断念したり、延期したりしたわけではない」(JR東海)とした。新たな開業時期は静岡工区が着工し、工事の完了時期の見通しがたった段階で改めて変更申請をするという。 リニア工事は実施計画を段階別に認可申請することが法律で定められている。国はJR東海の申請に基づいて14年に土木工事、18年に電気設備などの工事を認可した経緯があり、今回で認可申請手続きは終わる。 認可を得られれば既に土木工事を進めているリニア駅の駅舎や関連施設を建設できるようになる。品川―名古屋間のリニア建設は既に約9割の区間で工事契約が結ばれ、各地でトンネル工事や変電所の建設が進んでいる。 この日、国交省内で記者会見したJR東海の沢田尚夫・中央新幹線推進本部副本部長は「1日も早く開業したいという思いでやっている。その部分は変わらない」と説明。開業見通しにあわせて街づくりを進める沿線自治体に対しては「駅ができる地域は期待も非常に大きい。迷惑をかけないように進めたい」と語った。 リニア建設を巡っては今月7日、国の有識者会議がリニア中央新幹線の静岡県内でのトンネル工事が周辺環境に与える影響に関する報告書をまとめた。JR東海は同報告書をもとに静岡県や静岡市などと協議を進める方針。 静岡工区の工事に伴う県外への水流出対策として示した「田代ダム」の取水抑制案についても、ダムを運用する東京電力リニューアブルパワーと詰めの協議を実施中だ。ただ静岡県は県の専門部会で協議が必要としており、着地点はなお見通せない。 日本経済新聞 2023年12月14日 17:59 (2023年12月14日 20:26更新) 引用元: ・JR東海、リニア工事完了「27年以降」 品川―名古屋 [蚤の市★]…