1 名前:梵天丸 ★:2023/11/16(木) 13:07:46.75 ID:nDB3jBQ69.net 11/16(木) 8:56配信 スポーツ報知 J2ベガルタ仙台は3年ぶりのJ1復帰を目指したが、目標とはほど遠い16位で今季を終えた。希望に満ちあふれていたキャンプから残留争いをするほどまでに低迷した。J2の沼にはまった23年シーズンを総括するとともに、来季の躍進へ向けたチームづくりの現状を、担当の山崎賢人記者が「見た」。 昨季は攻撃的サッカーで失点が多かったことから、守備の強度を求めて伊藤彰監督が指揮を執る形で始まった今季。キャンプでは3バックの可変システムに取り組み、練習試合でもいい形で守れていた。しかし、シーズンが始まると守備に重きを置きすぎて前線の人数が足りず得点力不足になると、本来勝たなければいけない相手に勝ち星を取りこぼすなど、厳しい現実が待っていた。 4月1日の長崎戦から4バックに変更し、取り組んできた3バックを諦めたことから崩壊が始まった。19節の東京V戦(6月4日)時点では8勝6分け5敗の7位だったが、後半戦に差し掛かり戦力の上積みをしている相手に通用せず、20節から30節まで11戦勝ちなし(3分け8敗)。途中の7月13日には3年連続でシーズン途中に監督が解任され、後任にコーチだった堀孝史氏が就任も、一気に16位までに転落した。とある選手は「3バックでもう少し我慢できていれば、結果は違ったかもしれない」。監督交代に関しては「結果がすぐ出ることもあるけど、うまくいかないことの方が多い。これでは土台ができ上がらない」と不満の声もあった。 ふがいない試合結果以外でも、磐田戦(6月11日)で一部サポーターが暴走し相手チームのバスを囲む前代未聞の騒動と、元社員によるチケット代などの横領事件があった。2つの事案でJリーグから計1000万円の罰金が科されるなど、ピッチ内外でベガルタ仙台史上最悪なシーズンだったのではないか。 そのなかでも唯一未来につながる明るい話題は、庄子春男氏がGMに就任したこと。28年間J1川崎に強化本部長などで携わり、今の強い川崎をつくり上げてきた立役者が6月に就任。今季は途中加入ということもあってあまり多くは口を出さなかったが、来季からはチームづくりの中心的立場となっていく。就任直後からアカデミーも視察し、下の年代からいい選手を育て上げてトップチームに輩出しようと動いている。 実績あるGMは就任直後に「やるからには優勝だよ、J1の」と力強く言った。そして、目標を成し遂げるために今最も必要なことはクラブ、サポーター、スポンサーを含むチームに関係する全ての人々が我慢をすること。来季からはU―17日本代表監督を務め、ユース年代の育成に定評のある森山佳郎氏が監督として最有力候補となっており、クラブが若手育成に力を入れていくことも明確。プロとして勝利を目指すことはもちろんだが、目の前の結果だけにとらわれずにチームの成長を見守り、まずはJ1復帰を3年ぐらいの長い目で見守っていこうではないか。 引用元:…