1: ばぐっち ★ 2023/10/10(火) 18:15:21.29 ID:??? TID:BUGTA 裁判記録によると2022年6月3日未明、この被告は飲酒後、助手席に20代の女性を乗せて車を運転した。女性の制止を振り切って赤信号を2回無視し、時速140キロ以上で走行し、三輪バイクに後ろから衝突。乗っていた神戸市の飲食業李泉さん=当時(34)=は即死した。しかも救護せずにそのまま走り去り、さらに車も乗り捨てて逃げた。あまりにひどい事件だが、被告に適用されたのは危険運転致死罪ではなく、過失運転致死罪だった。一体なぜなのか? 李さんは神戸市兵庫区で飲食店を経営し、夜遅くまで営業していた。両親も手伝っていて、事故当日の2022年6月3日未明もいつものように閉店作業を終え、李さんが三輪バイクに乗り、両親は別のバイクで走っていた。 李さんは現場となる片側5車線の直線道路の第4車線を走行。右折帯のある第5車線へ車線変更した。ところがその直前、第4車線の後ろを走っていた車も第5車線に変更。後ろを走っていたこの車は時速140キロ超だったため、李さんの三輪バイクを回避できず、そのまま後ろから衝突。李さんは吹き飛ばされ、60メートル先の歩道付近にたたきつけられた。乗っていた三輪バイクは100メートル以上先まで飛ばされていた。 この車は、なぜこんな無謀な運転をしていたのか。ドライブレコーダーには事故前後の約8分30秒の映像記録が残されていた。再現すると、次のようになる。 同じ日の午前0時50分すぎ、車は神戸市兵庫区の繁華街近くにあるコインパーキングの敷地内にあった。運転席の被告と、助手席の女性の会話が聞こえてくる。 被告「姫路に行こう」 女性「○○(女性の自宅のある地名)に送ってくれる?」 被告「大丈夫だよ」 裁判記録によると、被告はこの時、2軒の飲食店で酒を相当量飲んでいるが、車を運転して、兵庫県姫路市の自宅へ帰ろうとしていた。女性とは飲食店で知り合ったという。車は約3分後に発進。ところが、まず出口の精算機に車をぶつけた。物損事故だ。その後、車は路地を抜け、大通りに面した交差点前に着いた。 赤信号で停車した被告。「おれ酔ってる?しらふやから」。ここで右折すべきところ、被告は誤って左折した。ここから、運転が急変する。 左折して片側4車線の道路を少し進んで交差点に差しかかると、再び赤信号に。ところが、停車せずにUターンして対向車線へ入った。女性は恐怖を感じたのだろうか、「怖いって!アカンって!」と叫ぶが、被告は次の交差点でも赤信号を無視。その次の交差点の赤信号で、ようやく停止した。 青信号に変わった直後、車は急発進する。事故の約40秒前だ。「止まって!本当に怖い!やめてって!」と懇願する女性の声が響く。 車は時速約140キロへと加速。被告は前を走る車を抜かそうと、車線変更して交差点に入り、さらに右へと車線変更したとき、左から車線変更してきた三輪バイクが見えた。後ろから衝突。吹き飛ばされる李さんの姿が一瞬だけ映し出され、あっという間に視界から消えた。 鈍い衝突音の後で、ボンネットから立ち上がる白い霧のような煙に視界が覆われたが、車はそのまま走り続ける。「やばいことになったな」とつぶやく被告の声。助手席の女性は叫び続け、自動車保険の会社へ自動でつながるガイダンスの音声が流れた。およそ40秒後、衝突現場から約670メートル離れた路肩にようやく停車した。 「最悪やないかい!このまま姫路行くわ!」と被告は叫び、女性には別の場所で落ち合うと告げ、車を放置して逃走した。 (抜粋) 引用元: ・【裁判】「一般道で追い越しで140キロとか誰でもするし」 泥酔運転&140キロで男性轢き殺した男に、危険運転にならず…