1: 冬月記者 ★ Nk8KNKnl9 2025-09-12 11:43:42 有吉弘行さんへの批判に見る、テレビにおける“イジリの限界点” #エキスパートトピ 9月6日に放送されたフジテレビ「有吉の夏休み2025 密着77時間in Hawaii」で有吉弘行さんが話した内容による波紋が広がり続けています。 同じ事務所の後輩タレント・野呂佳代さんに対し体型に基づくイジリを連発。ネット上では「時代に合っていない」「テレビって、まだこんなことを放送しているのか」などの声が飛び交っています。 「イジリが成立する条件は互いに金銭的な利益があること」 6月、目の見えないピン芸人・濱田祐太郎さんにインタビューした時の言葉です。イジリの対象としてセンシティブに扱われがちな自らの経験を踏まえた、重たい言葉だと感じました。 「有吉の夏休み」は放送13回目と人気特番。仲の良いメンバーがプライベート感を出すのが売りにもなっています。そして、有吉さんは言葉の鋭さでトップに登り詰めました。 然るべき場所で、然るべき人が、然るべきことを言う。世の中の“最大公約数”がどんどん小さくなる中、テレビでは職責を全うすることすら難しくなっている。 矛先を丸めるか、無視するか、違う場でやるか。「ダウンタウンチャンネル(仮称)」のように、お金を払ってでも見たい人が見る場に面白いものは集まる。その流れが加速するのは自明の理です。 23年1月、拙連載取材での吉本新喜劇・池乃めだかさんの言葉です。 「一般の生活と新喜劇は違いますからね。ここは“人と違うこと”が武器になる世界です。その場があったからこそ、僕は救われました」 プロレスを見て「今、裸の男同士が殴り合っています」と通報する世の中になったら、おまわりさんのみならずあらゆるものが音を上げます。…