1: 七波羅探題 ★ bkfUAw/a9 2025-09-12 10:01:11 企業と消費者のニーズをつなぐマーケティングプラットフォームを提供するジー・プランはこのほど、50代以上の未婚男性1,763名を対象に「将来の生活に関する意識調査」を実施しました。 ■50代以上の未婚男性が抱える将来への不安や課題とは? 日本は超高齢社会を迎え、将来への備えは喫緊の課題です。特に50代以上の男性では生涯未婚率が上昇し、老後の生活に対する不安が深刻化しています。 同調査は、50代以上の未婚男性(離婚・死別16.8%含む)が抱える将来への不安や課題を把握し、その実態を明らかにすることを目的に実施されました。 調査の結果、健康や老後資金、介護といった将来への不安に加え、孤立リスクや終活に対する課題が明らかになりました。 ※同調査は、同社が運営するポイントサイト「Gポイント」の会員を対象に、2025年8月にインターネット調査にて実施しました。 約7割が将来に不安――三大懸念は「健康」「老後資金」「介護」 調査の結果、回答者の約69%(1,212件)が、将来に不安があると回答しました(「非常に不安がある」649件、「少し不安がある」563件)。 最も多かった不安は「健康」(1,197件)で、「認知症になった際に世話をしてくれる人がいない」「寝たきりにならないか心配」といった切実な声が寄せられました。 健康問題が経済的困窮に直結する懸念も強く、「できる限り自立した生活を続けたい」という願望と「助けなしでは生きていけなくなるかもしれない」という恐れが交錯しています。 また、長期療養や介護が必要になった場合でも「できる限り自宅で過ごしたい」という希望(949件)がある一方、支えが得られないかもしれない現実との乖離が見られました。 「健康」に次いで多かった不安は「老後の生活資金」(966件)でした。「資産不足が心配」「物価高なのに収入が上がらない」といった声が寄せられ、特に「老後資金の必要額がわからない」という回答が587件と最多でした。 経済的な備えとしては「預貯金」(1,119件)が最も多い一方、「株式投資」(559件)や「投資信託」(433件)、「NISA」(394件)など、資産運用に積極的な人も一定数存在します。 しかし「特に何もしていない」という回答も467件(全体の4分の1以上)に上り、「何をすれば良いかわからない」といった諦めに近い感情や、社会全体への不信感も垣間見えました。 そして、「健康」「老後資金」に続き「介護」に不安を抱く人は693件に上りました。その内容は「準備不足」「頼れる人がいない」「家族への負担が心配」「介護サービスに関する知識不足」など多岐にわたり、複合的な懸念が示されました。 孤立リスク――相談相手が「いない」人は57%超 日常生活で「孤独や社会的孤立を感じる」と回答した人は559件(「時々感じる」380件、「常に感じる」179件)。そのうち、悩みを相談したり、本音で話したりできる相手が「いない」と答えた人は1,008件(57%以上)に上り、孤立リスクの高さが明らかになりました。 相談相手は「家族(両親・兄弟姉妹)・親戚」(445件)、「学生時代の友人」(283件)が多い一方、関係性の希薄な層では孤立の可能性が懸念されます。 自由回答では「猫を飼っているので、もし自分が先に逝った場合に世話代などを渡せるよう、銀行口座等を家族に任せられるようにしたい」といった具体的な不安も挙がり、生活全般にわたる支援の必要性が示されました。 終活への意欲は約39%に留まる 終活を「すでに始めている」と回答した人は124件、「今後始めたい」を含めると全体の約39%(687件)でした。 一方で「何から手をつけて良いかわからない」(313件)、「どこまでやればいいかわからない」(220件)、「費用がどのくらいかかるかわからない」(214件)など、具体的行動に移せない理由が多数挙がりました。 自由回答では「イメージがつかめず、結局手を付けられていない。何かきっかけがほしい」といった意見も見られました。 実際に取り組んでいる活動は「身の回りの整理・生前整理」(482件)が最多で、「資産整理・相続」(270件)、「病気や介護が必要になった時の備え」(249件)が続き、三大不安と密接に関わる項目が上位を占めました。 調査概要 調査テーマ:ご自身の将来に関するアンケート 調査方法:インターネット調査 調査期間:2025年8月23日?8月27日 調査対象:全国の50代以上の未婚男性 有効回答数:1,763件 ジー・プラン 9月10日(水) 11:41(マイナビ子育て編集部)…