1:ファビピラビル(秋田県) [US]:2023/09/16(土) 19:48:18.67 ID:YiVTIcVp0 それは水平対向エンジンの愛称である「ボクサーエンジン」にちなんで「ボクサーサウンド」と呼ばれ、クルマ好きにとっては愛車への愛着が持てるスバルらしさのひとつだったのです。 独特の排気音を発生する理由は、排気管(エキゾーストマニホールド)の長さがシリンダーごとに異なる(不等長)ことにあります。それぞれの排気が合流する部分でぶつかることで干渉(排気干渉)し、結果として脈を打つような音が発せられるというわけ。 ちなみに、その排気干渉がトルクを太くするというメリットもありました。 しかし、技術の進化もあってスバルは2003年発売の4代目「レガシィ(BP/BL型)」から、排気効率向上を目的とし「等長等爆エキゾースト」と呼ばれる排気系へとレイアウトを大きく変更。ボクサーサウンドは“過去のもの”となったはずでした。 ところが昨今、ボクサーサウンドを奏でるスバル車が復活しているのです。 2020年デビューの現行「レヴォーグ」や「レガシィ アウトバック」、現行「フォレスター」のターボエンジン車のほか、2023年9月7日から先行予約が始まった新型「レヴォーグ レイバック」といった、1.8リッター水平対向ターボエンジン(CB18型)を搭載するモデルで「ドコドコ」という躍動感のあるサウンドが聞こえるというのです。 その理由は、レイアウト上、排気経路を短くする必要があったから。短くするために排気管が不等長となり、ボクサーサウンドが復活したというわけです。…