1: 2025/09/10(水) 13:17:01.75 ID:WW+rOdNb0 「たとえば山梨のリニア実験線では、耐え難い騒音が日常的に発生し、現在の工事区域でも、住民の立ち退きや減渇水、杜撰な残土処分も問題になっています。また、リニア工事の差し止めを求める民事訴訟も複数進行中ですが、全国報道されることはほとんどありません」 報道が広がらない背景には、メディアの構造的な問題がある。 「JR東海は大手メディアのスポンサーでもあります。私も、同社が広告を出している媒体には記事を掲載できませんでした。さらに、こうした長期的なプロジェクトを継続的に取材する記者が少ないことも問題です」 しかし徐々にだが、世論の空気に変化が出てきた。当初はリニアに肯定的な人が多かったものの、今では「そこまでして作る必要があるのか?」「環境問題を優先するべきだ」という声も強くなっている。 そもそも、リニアで採算を取るのは厳しいという声もある。 「2013年にJR東海の山田佳臣社長(当時)が『リニアは絶対ペイしない』と発言し、この発言を受けて国交省鉄道局も『リニアはどこまでいっても赤字です』と認めたように、リニアは赤字が確実視されています。根拠となる数字もあります。 実際、リニアを黒字にするには、かなり高い運賃設定が必要です。現在は、『のぞみ』の料金プラス700円~1000円程度を想定しているようですが、それでは到底足りないでしょう。…